「samui」を読んで共感したのだが、ライダーとしての自分を振り返ってみると、この寒さの中、意外に頑張っている。
11月に納車してから約3か月、走行距離は1900km。この2月だけでも360kmを走っている。基本、休みの日は天気が雨でなければ走る。風が強いと恐怖で走りたくなくなるが、何とか街中だけでも走るようにしている。早く運転が上達したいのだ。
この寒さの中のライディングを支えるのが文明の利器。防寒・防風、そして電熱ウエアの類だ。
電熱ジャケット、電熱グローブは4つのバッテリを使用、さらに防風ウエアを上下とも着こみ、ネックウォーマーを首に巻く。最後にプロテクタ入りのジャケットとパンツを着こむ。これでカンのペキだ。
このいで立ちで、アラカンのおっさんが無言でバイクを走らせている。笑える。
このように「samui」冬も完全防備をすることでバイクを走らせることができる。風になっても寒くはない。しかし、装備を揃えることで財布は寒くなる。極寒だ。
話を戻す。
冬、バイクを走らせ風になることは可能だが、金が飛ぶので楽と言うことにはならない。
そして思う。
夏はどうなる?
夏、35℃を超える炎天下の中、ライダーの完全防備って何だ?そもそも装備で暑さが何とかなるのだろうか。
チャリンコの時は、帽子に冷感の長袖Tシャツ、そして往復1~2時間程度の街のり、信号停止の時は日陰で待機、のどが乾いたら自販機でゴクゴク・・・
これで問題はなかった。楽しかった思い出だ。
が、バイクの場合はどうだろう。まず、帽子ではなくヘルメット。。ウエアが半袖、短パンとかあり得ない。移動は全て車道、都合よく日陰で休むこともできない、しかもエンジンにまたがっている。。。
こりゃ夏の方がシンドイんじゃないか?
夏、はたして風になれるのだろうか・・・