さてさて、デュアル君。
突然だが質問。
アイロンをかけると、蒸気と一緒に白い粉が噴き出してくる現象に悩んでいないだろうか。
僕は悩んでいた。
というのも、僕の服は黒率が非常に高い。洗濯後のアイロンも自分でかける。
するとどうなるか。
アイロンをかけ終わった服に、謎の白い粉。
もう一度言う。
謎の白い粉。
黒い服には、これがとてもよく目立つ。
白い粉の正体
この白い粉の正体は、水道水に含まれるカルキ(カルシウム)やマグネシウムなどの不純物。
つまりアレだ。蛇口の縁とか、トイレの手洗いとかに白くこびりついてるアレ。
見たことあるでしょ。あの、絶対に取れないやつ。
時間が経つほど固くなるやつだ。
ネットでぐぐると「クエン酸で溶かせ」と出てくる。
確かに溶ける。溶けるのだが、思ったより手強い。ムリゲーだ。
やつは不純物、服に付くだけじゃない。
アイロンの噴射口にも蓄積する。一年ほどすると怪しくなってくる。
蒸気が弱い。
出方が変。
そして噴射口を見ると、
白い何かが詰まっている!。
歯ブラシで擦る。水で流す。それでも取れない。
そして、ある日こうなる。……イラッ。
結果アイロン買い替え!。
我ながら短気だと思うが、同じことをやっている人は案外多いらしい。
ネットには対処法が山ほどある。専用洗剤まで売っている。
それでも服に飛び散る粉は、その場ではどうにもならない。
なので僕は長いこと、白い粉に向かってクエン酸水スプレーを吹きかける生活をしていた訳さ。
そんなある日、ふと親父の仕事場を思い出した。
親父は洋服の仕立て屋だ。仕事場には当然、プロ仕様のアイロンがある。
水は上のタンクから供給するタイプ。
ここで、ふと疑問が浮かんだ。
ん?親父、水入れてたっけ?
思い返してみると、入れてなかった気がする。なんか怪しげな白い容器からジャバジャバと・・・。
あれは何だったんだ?
気になって調べてみた。そして答えが出た。
親父が使っていたアイロンの水。
それは――精製水。
盲点だった。
ネットの記事には対処法がいくらでもある。クエン酸だの、洗浄剤だの。
でもよく考えたら、そもそも水道水を使わなければいい。
それだけの話だった。
しかも精製水、薬局で普通に売っている。
値段は150円前後。げろ安い。今までの苦労は何だったのか。

試してみた。アイロンに入れる水を
水道水 → 精製水に変えてみる。
結果。
効果てき面。
今まで悩んでいた白い粉が、完全に消えた。
しかもアイロン内部にも不純物が付着しない。
洗濯物にクエン酸スプレーを吹きかける必要もなくなった。
これはもう、一石二鳥どころか三鳥四鳥ではないか。
ここで僕は考えた。
これ、他にも使えるのでは?
例えば、冬の間フル稼働していた加湿器。
毎年フィルターがガビガビになる。そして交換。
原因はたぶん同じ。水道水だ。
じゃあ――精製水なら?
Amazonで調べると、5Lで700円前後。
空気清浄機の加湿タンクに水道水ではなく精製水を入れる。
結果。なんということでしょう。
あれだけガビガビになっていたフィルターがまったく汚れない。
さらに、タンクに白い粉も付かない。
まあ当然だ。だって不純物が無いんだから。
しかし本当に気づかなかった。
だって普通、精製水なんて買わない。
僕の中では精製水は「車のバッテリー液の親戚」くらいの存在だった。
生活用品という認識はゼロ。
そんなわけで現在、我が家では精製水が常備品になった。
アイロンよし。
加湿器よし。
これは普通におすすめできる。という訳でデュアルにもお勧めするのだった。
ただし問題が一つある。
精製水を買うと、5Lのポリ容器が必ず残る。
そして毎回思う。
これ絶対、何かに使えるよな。
……でも思いつかないので結局いつも捨てている。
デュアル君、賛同してくれるなら、5Lポリ容器の良い再利用方法を教えてほしい(笑)。

追記:桜……んぼ
なぜか前回好評だったサクランボの話。
現在、満開になりました。
綿棒で手動受粉してみた(生き残った品種が暖地桜桃だった場合、
実がなる可能性があるらしい。)ので、もし結実したらまた報告します。








