お袋さんの退院が決まった。
がんセンターに入院してから約3か月。
治療とリハビリを頑張った結果、ようやくの退院だ。
先日、退院後のサポート体制を含めた合同カンファレンスというイベントがあった。
病院側が設定したイベントで、本人を含めて家族も参加してほしいとのこと。大阪と神戸に在住の我々はオンラインで参加することになった。
今時である。
当日の参加者をみて驚いた。
病院と地域ケアスタッフ、併せて10名くらいが集っていた。
主治医から治療の経緯と病状の説明、つづいて看護スタッフからリハビリの状況、そしてケアスタッフから退院後のサポート体制などなど・・
この状況をどこか俯瞰して観ていた私。
九州がんセンターや地域ケアのスタッフが、80後半のお袋さん一人のために・・・
これが標準治療、つまり保険適用の範囲で受けられるサービスだ。
日本ってどれだけ凄い医療制度なんだ。
でも、これって膨らみ続ける医療費負担のおかげなんだよね。。。
そう考えると複雑な思いがよぎる
そういう意味でも、我々は高齢者と言われる年齢になってもバリバリ働いて稼いでいかなイカンという気持ちにさせられるよ。

