新社屋

漸く一段落した。予告通りといいますか、連休が終わり、旧社屋からのネットワーク引っ越しも終え、一段落。あとは原状回復工事を業者に任せておしまい。
https://tacsystem.jp/

今回、わが社は三期連続で赤字をぶっこいた責任を問われた形で親会社に合併吸収された。上層部はほぼ解体。社名も部門として残るのみとなり、会社としては屈辱的な解体を条件に存続。これはもう、大塚家具で娘の大塚久美子氏が低価格路線を打ち出し、大赤字の末、失速しヤマダ電機に身売りしたニュースに酷似しているとは思わないかwww。そりゃもう愚痴が止まらない。会社売渡の顛末については、いつかデュアルとネットで酒を飲みながら愚痴を聞いて貰うしかないと思っている(笑)

が!我々従業員は恩恵を受ける社員も多少なりともあったりする。私もその一人。

良くなった点
1)国保から社保に!
念願だった。これほんと。今まで会社組織なのに、会社の質が悪く、組合保険に加入。会社員なのに社保ではなく国保。一体どういうことやねん。福利厚生なんか皆無。健康診断はガテン系のお兄ちゃん達と集団検診。なぜならその組合というのが、スタジオ施工をするという理由で建設会社向けの組合保険だったから。CADメーカ時代から比べりゃ~もぅそりゃ~酷いもんだった。
それが漸く社保になったWWW。恐らく一般的には「普通」な福利厚生が普通ではない会社にいただけに、恩恵はすさまじい。
2)仕事がしやすくなった。
旧社では少数精鋭の体制で、「気がついた人が即座に動く」という属人的かつ直感型の働き方が主流で、結果としてスタンドアロンプレイ(個人対応)に頼る傾向があった。そのため、グループとしてのシナジー(相乗効果)を十分に活かしきれていないという課題意識を持っていた。
新しい会社では、予算やプロジェクト単位で明確に役割が分担され、部門横断的なネットワークを形成しながら業務を進行できる体制が整っており、グループワークが活発に機能している為、「よけいなこと」に時間を割かれることが無くなった。(気がする)
3)ボーナスがある!
年俸制が年二回ボーナスの体制に変わった。ただ、これはボーナス分給料が極端に増える訳ではない。月々の給料が減ったので生活は苦しくなったが、、、ボーナスを目算した生活の計算ができるのは大きい。世間の「ボーナス戦線」という言葉も意味があるのだと実感できるのかWWWまぁこれはまだ未知の部分なので一年後に話す機会があれば。
4)通勤が少し楽になった。
今の会社は最寄り駅が「品川」。前の会社は「目黒」「大崎」駅にして2駅の差だが、千葉県民のアタシは急行で止まる駅なら乗り換えをする手間が無い。しかも品川は帰りが始発となるので滅茶電車に座れる!これはありがたいWWW

悪くなった点は、強いていえば一点。勤怠はより厳しく、成果を求められる体制に・・・。
まぁいままでがヌルカッタといえばそれまでだが、この歳で白いシャツにネクタイ!・・・ってのは抵抗があった。白いワイシャツにネクタイ。首から社員証をぶら下げて、それが普通の会社員!スーツには社員バッチを付け、まるで本物の会社員の様だWWW。いや、いままでも会社員だった訳だが、その服装はといえば夏場はTシャツにニッカポッカ。冬はスカジャンにニッカポッカな僕のスタイル。同僚にも「RAMさんイカついっすね」と言われてしまうほど音楽系の卸業者なんかそんな感じでOKだったのだ。それが完全にレッドカード!一発退場!となってしまう。「やむなく」・・・ほんとに嫌だったが白い肌着と白いシャツを買いそろえ、どこからみてもルーキー会社員の恰好で出社しているのだ。想像できる?WWWあ、財布にチェーンはついている。これは怒られるまでそのままで頑張る。あと後ろ髪が長く束ねているが、これもご愛敬で許してもらってる。今の会社では僕の前評判が「背中に龍の入れ墨がある太った人」という話だったので、、まぁそれも酷い酷評だとは思うが、ほら、ジャイアンが「良いジャイアン」になったら途端に良い人に見えるっていうじゃない?WWW
また、勤務時間帯も変わった。スーパーフレックスといって、コアタイムが存在しない体制・・・は良いのだけど、在宅勤務(テレワーク)は全面禁止の会社だ。
あと組織形態。僕は技術職で、前の会社では部長、今の会社の階級でいえば課長と部長の間の存在となった。部下は居ないので名刺に役職は無い、課長補佐というポジションだ。とりあえずは前の会社の残務処理をしつつ、とにかく新しい会社に「慣れろ、馴染め」ということだ。
ポジション的には自己責任に任されている部分が多く、四六時中監視されている訳ではないのだが、(今こうしてさぼってるしWWW)
普通の社員は32段階(4x8段階)の昇給テストや年数を重ねた実績を積み重ね漸く管理職「課長」クラスとなれるわけで、資料を読めば読むほど、その道のり(課長までの出世街道)は果てしなく遠いことが判った。いやぁ僕なんか無理無理WWW。最初からこの会社に入社できないし、もしできていても今のポジションではないだろうね。

ちなみに課長から管理職でその先は部長、支部長、本部長と続くが、その成績は猛烈なレポートと実績を必要とする。英語も必須、束ねる部下も数百人。海外とも折衷調整しながら組織を束ねる。そして異様な資料!会議!会議!そんなの技術畑のアタシには無縁なので、恐らくこのまま定年を迎えるのだろうWWW。(定年は65歳)
組織が巨大になると意見も通りにくいだろうし、様々なサークルやコンプライアンス管理体制も大掛かりだ。一層自分が「会社の駒」になってしまった感がある。将棋に例えるなら歩兵ではないだろうが、まぁ良くても香車、桂馬くらいのポジションではある。所謂捨て駒だ。身を引き締めて自分の「立ち位置」を間違えないようにふるまうことにする。

さて、おまちかね?写真による会社の紹介だ。
品川駅を出て、歩いて10分ほど。通勤風景はホント一種異様な光景だね。

皆さんひたすら自分の会社に向かって一直線だ。

ビル群の中で一風変わったガラス張りのビルが自社ビルとなる。

各階でセクションが割れているし、いちいちセコムカードで施錠を外さないとフロア移動もできない。

まずは自分のロッカーに行ってみる。築3年の新しいビルなので全てが新しく、無機質だ。


自分のロッカーを見つけた。端っこで良かった。隣に洋服もかけられる・・・がこの一帯は部長課長のエリアなので「でしゃばらずに」慎重にWWW

休憩室に行ってみる。奥に見えるのはコンビニ(ミニストップ)だ。現金は使えないらしい。

自分の席に行ってみる。
皆さんフリーアドレスで席が固定していないが、情シスの僕はここが固定席。

新社屋は色々セキュアな点も多く、こんな感じで。

ついでに比較掲載。
旧会社でネットワーク回収工事立ち合いで、歩いて大崎まで移動した。都会の一駅なので、20分程度で前のビルまで移動できる。
天気が良いので桟橋を散策。


大崎に移動。既に廃材しかない。右奥の部屋がサーバールームだ。
これは全て廃棄。

こんな感じだ。前の会社の忘れられない思い出は目黒川から見える桜の美しさだろうか。写真は今年の桜の「咲き始め4月頭から桜が散って目黒川に桜の滞留ができるまで」

大崎の会社はとにかく景色が絶景で、自由奔放なルールで良かったなぁ。・・・オワタ。
次は品川で花咲くか・・・
以上気合の入ったreportでした^^。

情緒不安定なサラリーマン

この前、仕事で電話したら相手に「ガチャ切り」されたお話です。

ただいま仕事でとあるアンケートの事務局の役割をしておりまして、メールで送られてくるエクセルの回答ファイルをチェックしていた私。

とある回答ファイルに手が止まる。

その内容は、最初の一問のみに回答し、残り99%が未記入というもの。

事務局のリアクションとしては、当然、「ファイルの内容がほとんど未記入となっておりますが、回答ファイルにお間違いはありませんか?ご確認いただければ幸いです」となる。メールを送る。

その後、相手から帰ってきたメールをみると。。
「特に変わりありません」とある。

???? こりゃ 電話するしかないな・・・

電話する。

「事務局のデュアルと申します。Aさん、いらっしゃいますか?」

で、Aさんに取り次いでもらったと思ったら、そのAさん、いきなり無言。
「Aさんですか?」と確認したら、「・・・はい・・」とふてくされモード

意味が解らないまま、アンケートの回答について確認すると、これまた要領を得ない。「あの回答はあれでよい」とか、「(記入済みのものは)別に送った」とか・・・

こちらはあくまでお願いする立場。なので 平身低頭、上から目線(笑)で応対し、「たいへんお手数ですが ”別に送った” 回答ファイルを再送していただけないでしょうか?」と言ったところ

「あ~、もう忙しいから、もういいです!(ガチャ!)」

といった顛末だった。

アンケートというのは、100社以上にご協力をいただいている「環境」に関するもの。電気・ガスのエネルギーの利用状況とかね。
毎年やっているけど、回答率は95~100% 皆さん よくご協力をいただいているアンケートなのだ。

ちなみに、このAさん、数年前からアンケートに協力をしてくれていた。
電話でも話したことがある。

しかし、昨年は”業務が忙しいので回答できない”と電話で連絡があった。

で、今年の反応、というか、電話での態度。
他人事ながら心配になった。 Aさん、かなり疲弊しているんじゃないかと。。

そういえば、電話を取り次いてくれた人も、「Aさんいらっしゃいますか?」と聞いたら緊張感が増したような気がした。そして、職場の電話でガチャ切り・・・大丈夫か?と

自分のことを振り返ってみて、最初の会社で月200時間以上の残業をしていた時期は、とにかく怒っていた。なんか、その怒りのエネルギーで働いていたフシもある。

一方、仕事の関係者でもとにかく短気、沸点が12℃くらいかと思うほど、怒ってばかりの上司や客先もいたのは確かだ。

でもね。。。ここ10年の働き方改革とやらで、そんなピリピリモードなんて忘れていたし、まさか社外との電話で、その一端を垣間見るとは思わなかった。

と言いつつも、思い返せば返すほどAさんの情緒が心配だ。
フツーとは思えない。

サラリーマンが情緒不安定になったら真っ先に休養を取らねばならないと思ってる私。Aさんに「休んだ方がいいですよ」というメールを打とうとして、寸でのところで思いとどまった、とさw

連休を終えて 申し込む

GWが終わった。皆さん、いかがお過ごしなのでしょうか。

今年の連休は「飛び石」だったのだが、休める人は4/26~5/6の11連休にしているようで、しかも、そこそこの人がそうしているようだ。

期間中、私も平日に休みを取ったのだが、朝の7時から高速道路のサービスエリアには車であふれかえっていた。

職場の人たちに聞いても私の帰省以外、連休中に遠出した人はいなかった。

帰省中の福岡、ご存知のように「どんたく」が開催されていた。当然、博多や天神付近は人混みまみれ、行く気になれず。観葉植物のように部屋でおとなしくしていた私。
お袋さんのお供で近くの太宰府に散策、姉さんの運転で近くの道の駅に着いていく程度の過ごし方だった。

俗にいう「世の中の喧噪をよそに・・・」という感じの過ごし方だった。

休みだから、連休だから、イベントだから。。と騒げるライフスタイルではなくなっている。
むしろ、ジョジョ4部の吉良吉影の言う「激しい喜びはいらない、そのかわり深い絶望もない、植物の心のような生活」を望み、近づきつつあるのかも知れない。

そして連休は終わった。また仕事の日々の始まりである。

その前に・・・本日、危険物取扱者 乙4 の試験に申し込んだw

定年後のアルバイトにガソリンスタンド勤務・・・というのも悪くはないな と思ったからなのだが・・・

相変わらず脈絡のない人生だなぁ とも思うw