椅子の世界

夜、のんびりとパソコンでブラウジング中にバキッ!と音がした。椅子が壊れた。

以前、部屋の模様替えの写真を掲載したときに、ramから速攻でダメ出しを受けていた椅子だ。その指摘を受け、模様替えついでに椅子も変えるか?との思いもよぎったが、アーロンチェア?だったか、普段10万円の椅子を愛用しているramからみれば、
ほとんどの椅子にダメ出しがでるものと思い、椅子は新調しなかった。

しかし、壊れてしまっては仕方がない。買い直すことにした。とは言ったものの、ramのお眼鏡にかなうような椅子はムリ。さすがに椅子に10万円は出せん。だけど、ゲーミングチェアみたいなオモチャっぽいのも買う気になれん。などと、さまざまな
妥協を重ね、ネットの口コミの多さと点数の高さで選ぶという、超普通な買い物をした結果がこれだ。

Hbada ハイバック オフィスチェア メッシュ – デスクチェア オットマン付き
(リンクを張った^^でも、10年使い続けられるモノをっていうramのコメントが身に染みる^^;)


さっそく組み立てたのだが、その感想はというと、あくまで今まで使っていた椅子と比べての話だが「買ってよかった!」の一言。我が家では初めてリクライニング機能を有する椅子となったわけだが、リクライニングをしつつパソコンでのブラウジング、テレビや動画の視聴、ゲームプレイをすることで、快適性が3倍向上した感がある。考えてみれば、時間つぶしのネカフェに行ったときでもほとんどがオープン席を利用している私はリクライニングシートの良さを体感したことがなかった。。。なるほど、そういうことか。。椅子の機能性や快適性を追求する人の気持ちというものを、頭だけではなく精神で理解した感じだ。そうかぁ、こんな「椅子の世界」を知っていたのか、ramはぁ~!と声なき叫びをしてしまった。

次、買い換えの時期を迎えたとき、その時こそramの知る「椅子の世界」の門を叩くことになるかも知れない。いや、まてよ。10万、20万の椅子の魅力にとりつかれたら、それはそれで不幸な感じもする。その世界には足を踏み入れない方が幸せかも知れんね(笑)




転職

先日、別会社の人たちと飲む機会があった。年に1~2回、集まって飲む程度の付き合いだが今回は特別な話題が待ち受けていた。その中の一人、同い年のAさんがこの7月に“転職”していたのだ。

同い年、今年53歳。二人のお子さんがいると聞いていたので「(この年齢で)思い切ったな~」とびっくりしていたのだが、経緯を聞いていると「そりゃ(転職)するよな~」と思った。なお、お子さんは二人ともすでに会社員になっているとのことだった。

Aさんの会社はいわゆる測定会社。私の会社からも発注していた時があった。Aさんの話では、転職は、ずーーーーーっと前から考えていたとのこと。その理由は積もりに積もった不満。聞いてみるとなかなかエグイ。待遇面でいうと、今から15年前に昇給ストップを宣告されていたとのこと。ボーナスもなし。誤解がないようにいうとAさんは測定チームのリーダーで、当然能力もある。要は、景気の悪さ、会社の売り上げが伸びないという負の責任を15年前から受け続けていたわけだ。その経営陣は同族経営。社長は前社長の息子。東京支店長はその弟。会社で購入したという大きな車には社長が私用で家族利用したと思われる子供を乗せた痕跡が多々みつかるといった具合。そんな中、ことある毎に別会社の知り合いから「何かあったらウチに来い」と言われていたらしく(しかも二社から)、この夏、意を決して転職することにしたそうな。

新しい会社も同じ測定業務なのだそうだが、分野が異なるため今現在は「職場の会話の内容が理解できない」レベルらしい。そして来月から東京に単身赴任が決まっている(ホテル暮らし)。しかし、そんな話をするAさんの表情は明るい。聞いているこちらも納得の転職だった。

転職できたAさんは幸せな方だ。Aさんが出て行った会社の知り合いにBさんがいる。Bさんとも飲みに行くことはあるが、そんな会社の裏事情は聞いたことがなく、常に明るいお酒だった。Bさんのことを思うと複雑な気持ちにもなる。

我々は10年もしないうちに定年を迎える。その後の生活はガラッと違うものになる。学生から社会人になったときの気持ちの変化は、例えるなら「希望しかない」という感じだったが、現役世代から定年世代になる気持ちの変化は、どんなものになるのだろう。少なくとも「希望しかない」といった脳天気なものではないはず。しかし、「不安でしかない」なんてことにならないように、何かしらの楽しみを見いだしたい。少なくとも定年後は「何か楽しそう」って思えるような状態に自分を持って行きたいなぁと思った。

ramジュニアからの友達申請

先ほど一真君からFBで友達申請があったのでビックリしたよ(笑)

彼もスマホを持つようになったのね。っていうか、まだ中1じゃなかったっけ?時代は変わったな~。弓道部だったよね。部活に勉強、そして恋愛と、いろいろ楽しんで!、とよろしく伝えてください。

ramもいろいろと忙しくしていると思う。こちらは暑い毎日にすっかり出不精になってきた。そういえば Bumpのライブチケットが手に入った。せっかくなのでいくつもりなのだが、年代的にかなりアウェイ感を感じている今日この頃だったりもする(笑)

悩める週末

肋骨かぁ~。たしかに病院行ってもレントゲンにも映らないヒビ程度だったら湿布貼られて終わりだからramの判断は正しい。それにしても肋骨を痛めたのは災難だが、それを機に老け込むのはよくないね。ジジイになってきたなんて“らしく”ないじゃない(笑)ま、養生して鋼の肋骨にバージョンアップしてください。

ついでなんでコチラも悩める週末の出来事を紹介する。

土曜日の夕方、今年初の大阪ダービーをテレビ観戦するためビールと食材を買いに行こうと車で出動。と、その前に恒例の“猫バンバン”とボンネットを開けて猫がエンジンルームに入り込んでいないか確認。・・・って、おるがなっ!子猫一匹!

振り返ること一年半前の冬、バッテリーが上がったのでJAFを呼んで充電をお願いしたとき、エンジンルームに猫が鎮座しているのを初めて目撃。そのときは我々の顔をみるなり猫は逃ていった。ホントにビックリした。十年以上、マンションの駐車場を利用してきて初めての出来事だったのだ。それ以来、週末ドライバーの私は運転前にボンネットを叩く“猫バンバン”とボンネット開けて中を確認するのが習慣づいていた。その習慣の効果かどうか知らんけど、それから猫に遭遇することなく、この冬も乗り切っていたのだが・・・。

この子猫、捕まえようと手を伸ばしても奥に引っ込んでコッチをじっと見つめるだけで逃げようとしない。クラクションを鳴らしても、車の外側を叩いても狭いエンジンルームの隙間を20cm前後移動するのみ。サッカーの開始時間も迫っていたので車の使用を断念し、徒歩で買い物にいくことに。明日の日曜日に改めて覗いてみて、いなくなっていれば良いなぁ。。。

明けて日曜日、恒例の“猫バンバン”とクラクションを鳴らしてからボンネットを開けると・・・。おる!しかも、増えとるがな!!あまりに動揺したので写真はとっていないのだが、子猫が三匹に増えていた。しかも、それぞれが手の届かない隙間に潜り込み、こっちを見つめていたり、頭隠して尻隠さずの状態。この可愛らしさは反則だ。手荒なことは一切出来ない。この日も朝から夕方まで外出するたんびに子猫たちに退去命令を出すのだが全く出て行く様子が無く、結局、子猫たちに不法占拠されたままウィークデイを迎えたのだ。

故に、今週末から今日まで仕事のこと以上に子猫対策で頭がいっぱいなのだ。とりあえず、明日も居座るようならJAFを呼んで取り去ってもらう予定。こっちも有給取って性根を据えて取り組む予定だ。念のため、自動車整備工場にも電話してレッカー移動で子猫入りの車を持ち込むかも知れん、と電話した次第だ。

でもねぇ。。取り出した子猫ってどうすりゃいいの?マンションはペット禁止だし、JAFが取り出し成功したとして、その場で逃がしてもすぐに車に戻りそうだし、整備工場で取り出したら、とりあえず俺が子猫を引き取らなきゃいけないの?まったく、やれやれなのだよ。

平成最後の日に思う

2019年4月30日、「平成」最後の日。トラブルが無い休日出勤は実に素晴らしい。(外部からの)電話もない、メールもない、会議も何にもない!(ゲゲゲの鬼太郎調で)

先日、友人との飲み会で話題になった大阪W選挙。大阪の地域政党・おおさか維新の会が府知事・市長選はおろか、府会議員・市会議員選挙で圧勝したことは全国ニュースでも見聞きしたのではないかな。飲み会で知ったネタというのは、今から4年前の選挙のこと。当時、都構想の住民投票で負けた責任をとる形で橋下市長が辞職。その市長選挙でおおさか維新の候補の応援演説に橋下さんが来ていた動画のことが話題になった。っていか、私が知らなかったこの動画のことを友人から教えてもらったのだ。その動画に少し感銘を受けたので書き記しておく。

動画では「夜の街で応援演説のシーン」から始まる。このときよく聞くと「橋下さんー、ありがとー」という声が聞こえ、その声に橋下さんが応じる様子が映っている。このシーンについて、次の「応援演説を振り返る橋下さんのコメント」により、この時の様子が解説される。「ありがとー」っと言っていたのは昔、橋下さんが市長に立候補したときに「安全な公園を作ってください」と頼んでいた子供だったという。動画はそのあと、1年前の演説シーンとさらに2年前の演説シーンに。それぞれ、その子供が登場し、橋下さんに直訴する様子が映っている。暇なときにぜひ見てくれ。選挙を身近に体感するうえで非常によい実例だ。

補足すると、西成地区というのは日雇い労働者の巣窟で大阪でも一番治安が悪かったところ。そんな西成の公園には浮浪者がたむろし、子供が安全に遊べる場所とはとてもいえない状況だったのだ。

その後、橋下さんが市長になって整備された西成のキッズパークがこちらだ。

https://iko-yo.net/facilities/48556

子供が、わざわざ夜の選挙演説に並んで声援を挙げていた気持ちがよくわかるエピソードだ。

新しい時代の「令和」がどんな時代になるかは我々次第だが、そのために最も重要なイベントの一つである選挙について、考えさせられた動画だった。