平成最後の日に思う

2019年4月30日、「平成」最後の日。トラブルが無い休日出勤は実に素晴らしい。(外部からの)電話もない、メールもない、会議も何にもない!(ゲゲゲの鬼太郎調で)

先日、友人との飲み会で話題になった大阪W選挙。大阪の地域政党・おおさか維新の会が府知事・市長選はおろか、府会議員・市会議員選挙で圧勝したことは全国ニュースでも見聞きしたのではないかな。飲み会で知ったネタというのは、今から4年前の選挙のこと。当時、都構想の住民投票で負けた責任をとる形で橋下市長が辞職。その市長選挙でおおさか維新の候補の応援演説に橋下さんが来ていた動画のことが話題になった。っていか、私が知らなかったこの動画のことを友人から教えてもらったのだ。その動画に少し感銘を受けたので書き記しておく。

動画では「夜の街で応援演説のシーン」から始まる。このときよく聞くと「橋下さんー、ありがとー」という声が聞こえ、その声に橋下さんが応じる様子が映っている。このシーンについて、次の「応援演説を振り返る橋下さんのコメント」により、この時の様子が解説される。「ありがとー」っと言っていたのは昔、橋下さんが市長に立候補したときに「安全な公園を作ってください」と頼んでいた子供だったという。動画はそのあと、1年前の演説シーンとさらに2年前の演説シーンに。それぞれ、その子供が登場し、橋下さんに直訴する様子が映っている。暇なときにぜひ見てくれ。選挙を身近に体感するうえで非常によい実例だ。

補足すると、西成地区というのは日雇い労働者の巣窟で大阪でも一番治安が悪かったところ。そんな西成の公園には浮浪者がたむろし、子供が安全に遊べる場所とはとてもいえない状況だったのだ。

その後、橋下さんが市長になって整備された西成のキッズパークがこちらだ。

https://iko-yo.net/facilities/48556

子供が、わざわざ夜の選挙演説に並んで声援を挙げていた気持ちがよくわかるエピソードだ。

新しい時代の「令和」がどんな時代になるかは我々次第だが、そのために最も重要なイベントの一つである選挙について、考えさせられた動画だった。

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