なんとこの俺が不安症とな?

どーもここ数ヶ月、胸焼けや喉にものが詰まった様な感じが酷く、糖尿検診ついでに先生に症状を説明すると、それはストレスなどからくる不安症という診断!

気がつけば人前で話すことが億劫で、先日ソフトウェアの説明で教壇に立ったが、過呼吸ぎみで大変だった・・・あれ?おれ、こんなタイプだったっけ?

まー確かに不眠症やらの症状は抱えていて、なんどか睡眠導入剤系の薬を処方されたことはあるが・・・

今回のこの症状ははあきらかに精神病の類だ。「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」とかいう漢方薬から試してみてと処方され、1週間飲むと、、なんと症状が和らいできたではないか!!おー!

そういえば息抜きらしい息抜きができていない。性欲も減退してるし、抜け毛もひどいし、白髪も増えたし、、、自分で自分によくやってると思うが、、そんな年齢なのかねぇ〜。デュアルはどうよ?

コロナ騒動後、最近の「みんないろいろ」


悠時が修学旅行から帰ってきた。延長延長の末、ギリギリのところで決行となった。

デュアルにも先に説明した通り、一真は修学旅行中止だったので、同じ義務教育でも学校の努力次第で、子供の教育レクリエーションを優先し強行姿勢に出るのか、世間の魔女狩りを恐れて保守姿勢に出るのか、学校によりけりなんだなぁと思う。まぁいづれにせよ先生方は気苦労が絶えないだろうなぁ〜。

んで、悠時の小学校では先生方の注力とコロナ解除という運にも恵まれ修学旅行は開催されるものの、普通の修学旅行とはならず、修学旅行のスケジュールを二回に分けて行い、極力密集を避ける工夫が凝らされている。今回はその一回目。(二回目はまだ日程が確定していない。)子供達的には分割された方が楽しみが増えるといった意見もあり、悠時は十分に楽しめたのだろうと思う。

俺達の時代と異なるのは、親御さんたちへの説明会。まー本来なら学校の講堂かなんかに親御さんを集め、その様な説明会を行うのだろうが、zoom会議という形で開催。

昨年からパソコンの無い家庭には学校からタブレットが支給され、授業としてネット会議は始まっていたので、全校の行事としてもzoom会議が実現できたのだ。ある意味、コロナのおかげでインフラが整い、ネット会議が実現できているといえるよね。時代だねー(笑)。

学校のzoom会議とやらをはじめて見学したが、面白いのよ。まず、音声、画像は切ってください。という触れ込みだったが、子供はタブレットの使い方に慣れていても、親御さんは使い方も判らない。そういったご家庭は醜態を晒し、音声の切り方が解らずダダ漏れ、映像もダダ漏れで、学年中に流れることになる。豪姫も慌てて電話したり「奥さんネグリジェ!見えてるよ!WWW」とか、学校Lineで教えてあげたり、もう大騒ぎWWW。「アンター邪魔しないで!今これやってんの!」「ねーねーママーねーねー「うるさい!」ウワーーーーん」「あらやだ!失礼!」といったハプニング映像をしばらく堪能し、落ち着いたところで先生が徐に修学旅行の説明を始めた。

事前のルールで、全員発言権はなし。ただ黙って話を聞く。というもの。淡々とコロナの話から始まり、修学旅行を二回に分けざるを得なかった理由やら、例えば食事は無言で、生徒同士向き合わない。移動も基本無言とか、なんだか俺たちから見れば味気ない修学旅行に思えるが、それでも開催できることを喜ばないといけない。なんせ一真の学校は中止だし。

それにしても学校のzoom会議。いやぁじつに面白い。へたな政見放送を見るより政見放送をみてる雰囲気だったよWWW。

その中で何度も何度も強調されていたのが「お小遣い」だ。

毎年喧嘩になったり、不公平の火種となる「お小遣い」。俺らの頃はお小遣いで、まぁリッチは良いなぁくらいはあっただろうけど、喧嘩になることは無かったように思う。今の世の中、不公平<親に告げ口<いじめ<大騒動なのだ。子供の裕福さも桁違いで、小学生に何万も持たせるアホ親が後を絶たないらしい。「お小遣いは3千円までです。きっちり3千円で一円でも多い場合、先生が預かり、常識の範疇を超えている場合、ルール違反で厳しく注意します。」「毎年、お小遣いが原因で問題が発生しています。昨年はイジメのキッカケにもなりました。」ここでPTA会長のおばさんが「本当にここ(お小遣い)だけはチャンと守ってください!国が違うから解らないなどと言い訳をされても困りますからね!」と留学生の親御さんにもチクリ。中国の富裕層とかお小遣い凄そうだもんね。

いやでもまてよ?抜け道が色々ある。例えばスイカ(交通ICカード。関西はICOCAやPASMO)は持ち込みOKとなっている。なんせ学校までの移動で交通カード使ってる生徒もいるし、緊急時は頼りになる。が、これを許すと「隠し財産」が増える。確か1万くらいチャージできるんだよね?今時、交通カードでも買い物OKだし。チャージ金額まで調べるの?とか思ってたら、こちらもチクリ。「交通カードのチャージは交通必要最低限でお願いします。事前にお預かりし、帰宅時に返却します。」なるほど、持ち込みOKだけど、手元には持たせないのか、それならOKなんだろうな。

・・・とかなんとか考えていると質問タイムに突入だ。ここにもルールが。一斉に話し始めると収集がつかないので、zoomチャットで「質問があります。何組、氏名」を書き込み、その中から順番に指名した方のみ音声をオン。(映像はオフ)。というルールだ。なるほど。

・・・だーれも質問しないWWWW

そりゃそうだ。冒頭各家のハプニング映像を見たばかりだ。使い方も解らない人が大勢いるのに質問とか注目を集める人なんているわけない。豪姫も静観を決め込んでいる。すると、韓国留学生のお母さんが質問だ!さすが異国の人!積極性が違う。

「子供は左利きなんですけど、バスは左利きに対応していますか?」

「・・・。といいますと、どういうことでしょう?」

「韓国には左利き用のバスがあるんです。日本にもありますよね?」

「・・・。いや、聞いたことないですけど、どうなんでしょう。バスは普通の貸切バスを手配しています。不自由が無いよう気をつけますので、よろしいでしょうか?」

「日本には無いんですね。判りました。我慢させます。」


なんじゃそりゃ?左利き用のバス?初めて聞いたWWWW。いやぁ私は反日です!って反旗を翻してどうするWWWW

そりゃ、確かにドアとか右利き用で困るとか聞いたことあるけど、左利き用のバスって?思わずネットでググってみたが、「左利き用コントラバス(楽器)」しかHITしないWWWW。単に韓国の存在感をアピールしたかったのか?

結局質問はそれ一つのみ。こんな質問された後、誰が何を質問せーっつーんじゃい。(笑)

以上でzoom会議終了となったWWWW。

中国やインドの生徒が多いとは聞いていたが、まさかの韓国。なんで日本に?仕方なく来たのかな?とか色々豪姫と夕飯のオカズで話題にはなった。

・・・というわけで、なんだかんだと緊急事態宣言の緩和に伴い、一泊二日の旅行を終え、悠時が帰ってきたというわけだ。良い体験ができたかなぁ?


余談

3千円のお小遣いで買ってきたのは、

・おじいちゃん、おばあちゃんへのお土産(お菓子)

・自分用の怪しい蛇(笑)。

まぁ三千円じゃこんなもんだろ。家族へのお土産も買えなかったらしく、大変だったそうだ。
「んで、この蛇がお前(悠時)のお土産?」

「ヘビじゃないよー。チンアナゴだよー」

なんでも水族館に行ったらしく、チンアナゴがギリギリ買えるので、お友達と先を争ってチンアナゴを手に入れたのだという。んで、男子の大半はチンアナゴがお土産だというWWWW

なるほど、これはアナゴなのねWWWW

ちなみに一真は小学校の修学旅行では木刀を買ってきたWWWW。ま、人それぞれでございます。みなさんお小遣い三千円ルールを守って、今年は問題が起こらなかったそうです。やれやれだ。

百歩譲って健康になる・・・な話

マンションの長期計画を遂行したことにより、今週月曜日からマンションのエレベータ「カゴ、ケーブル、モーター等経年劣化に伴う新品交換工事」作業が始まった。このマンションにはエレベータが一機しか無い。20年近く休み無しに稼働しているエレベータなので、まぁ順当な交換時期なのだろうが、それにしても工事期間が一ヶ月を想定。一ヶ月エレベータを利用できないとなると、色々問題も発生するだろうと危惧していたが、そこはアタシの手腕で、なんだかんだと工期を一ヶ月から10日に圧縮していただくことに成功した。居住者の皆様にもご理解いただき、遂に今週その時が来たという訳だ。

さて、デュアルも知っての通り、我が家は最上階14階だ(笑)。

このマンションの非常階段は、しっかりとしたコンクリートの階段で、螺旋階段ではなく中層階で折り返す形の立方体非常階段だ。エレベータに寄り添う形で設営されている。

難点はかなーり急勾配。

当然ながら非常階段なので、非常時の想定なのだけどね。

そして恐怖。

低層階とは訳が違い九階あたりから十四階の非常階段から見る崖下の風景は本当に恐ろしい。風が吹くと手すりにしっかり捕まってもちょと怖い。そして最大の難関は14階まで上り降りするっていう体力的な問題だね。

まぁなんにしろ通勤に支障も出るだろうからということで、軽い気持ちで日曜日に非常階段を一往復し、タイムを測ってみた。

いやぁ非常階段の上り降りって実に何年ぶりだろう!大規模修繕工事以来だから10年は経過してるなぁ。ある意味新鮮ではある。

結果、下りで3分。登りで5分。思ったほどでもなかった。これならまぁなんとかなりそうだ。だがこのペースで上り降りは目が回るなぁ。まぁ下り5分、登り10分も見ておけばよいだろう・・・いよいよ明日月曜日から10日間は非常階段で頑張るぞ!。

翌日月曜日出勤日。

現実は厳しかったWWW

非常階段の登り降りで若い頃は下りは楽勝だった記憶もあるが、先日のたった一回の予備練習だけですでに膝がワラっとるではないか(笑)。
どんだけ体力無いねんと自己嫌悪に陥りながら、それでも14階から一気に降りる。まぁ3分前後。想定通りだ。

さて、仕事も終わり、たまたま塾帰りの一真と駅前で合流したので、一緒に非常階段を登った。

この時、何気ない息子の階段スピードに「俺?なんとも無いよ」風に想定外なスピードを合わせたのがまずかった!。

若いっていいね!俺は8階あたりでゼーゼーだ!みるみる一真に置いていかれ、「大丈夫?」と一階登るごとに気を遣わせる結果に。

14階に到着したあと、汗がどっと吹き出て息も荒れ、夕食どころでは無くなっていた。

初日でコレだ、先が思いやられる。10分はかかっただろう。

なにやら「巨人の星星飛雄馬というか、これは同じ巨人でも侍ジャイアンツの猛特訓」の予感がしてきた。消える魔球を投げる予定なんぞ無いのだがWWW

さらにバツの悪いことに、この日の夜、ゴミ捨て等で一往復、買い物で一往復。なんと1日で3往復する羽目に。

3往復目なんか完全に死に体のゾンビ状態で、息は上がり四階、五階。とうとう六階で足が上に上がらなくなり休憩タイムWWW。少し休んで七階八階・・・14階に上るまで実に20分強を要したほどだ。

二度ほど言う。初日でコレだ、先が思いやられる。(by ウォーキングデッド)

火曜日、この日は幸い出勤の一往復で良かった(というかそれが今の限界)。

下りも膝が痛くて休み休み十四階を下り、両足がパンパンなことを実感しながら出勤。仕事中椅子から立つことさえままならぬほど。
そして帰宅。一階登り、二階目登ったとこで、「あー駅前のホテルに泊まろうかな」と弱音を吐くほど衰え、なんとかゾンビ歩きで14階に辿り着き、それでも心臓はバクバクでゲロを吐きそうなほどしんどかった。

あ”ーまじか・・・。

糖尿に加え、テレワークも終焉を迎えたこの次期。季節柄涼しくなってくることは想定タイミングで良かったが、これほど階段の登り下りで不自由を感じるとは思ってもいなかった。高層階の崖下の恐怖など全く忘れてしまった。ただひたすらキツい!高齢者が多いマンションなのでと工期を圧縮していただいて良かった。これが一ヶ月続いたら本気でやばいところだった。

そんな険しい顔の俺の横を

「あー理事長。良い運動になりますなー。」

と老夫婦がスイスイと階段を登っていく。

お年寄りの方が俺の100倍体力があるのではないか!。老人の登山家が多いと聞くが・・・おいおいおい!恐るべしお年寄りWWWW。
俺の頭の中では「侍ジャイアンツ」のテーマソングが「ズンタタターズンタッタ、ズンタタターズンタッタ・・・」とエンドレスで流れている。

そして今日三日目。

遂にはデュアルに愚痴を漏らす俺様であった(笑)
これ来週の水曜まで続くのよ。平日はともかくね、今週末土曜日は理事会もあるし、最低1日5往復は覚悟しなければならない。

更に恐るべきは来週末(日曜日)、二回目のコロナワクチン摂取を控えている。

二回目のワクチンは豪姫も同日同会場で二回目のワクチン摂取となっている。

ワクチン摂取後に十四階まで非常階段・・・地獄というか・・・死ぬかもしれないな俺。

こりゃ冗談抜きで体と相談しながら本当にホテルに泊まろうかな・・・と弱音を吐きたくなる。解るよね?判ってくれるよねデュアル氏WWWW

まぁ悪い面ばかりでも無い。非常階段を利用し始めた途端、次の朝から快便。お腹もスッキリ。わずか3日間での効果としては上々だと思う。なによりビールより水が美味く感じるようになった。これは自分でも驚きだ。当然血糖値も下がっている。

まとめ
10日後、エレベータは復旧するが、週に1、2回は非常階段を利用できるくらいの体調には持っていきたいなぁ・・・ワクチン摂取は想定外だったけどなぁ〜無理だろうなぁ〜(笑)

まぁ最後はポジティブに会話を終えたいと思うWWW。

教訓:高層マンションの非常階段を日常で利用すると、、、百歩譲って健康になる。

まるで反対の意味だった!

日本語の使い方で「うがった見方(穿った)」ってさ、、、ひねくれた物の考え方だと勘違いしていたという話。

あたしゃマンションで、組合長をしてる訳だが、こないだ偶々駐車場のアンケートをとったんよ。駐車場の場所によって不公平があるとかで、んじゃまアンケートとりましょうという流れ。

まー結果的には大した意見は集まらなかったんだけど、一人だけ鼻息荒く「俺だけは(駐車場を物置にすることを)許されている」系の誰も認識のない話をぶっ込んできたクソ親父が居てさ。文句を言ってきたのさWWW。「このアンケートは俺へのアテコスリなのか?ぞっとした!」ってな感じ。よほど思い当たる節があったんだろう、どこかに申し訳ないという気持ちもあったのか?よくわからないが、アンケートをとるな!って言ってる。

「アンケートは特定の人を陥れる物ではなく、公平に意見を徴収するもので、その結果、どうするかはまた別の問題」と、あたしゃー当然な返しで退けたが、ちょいとカチンときたので失笑しながら「こういう穿った物の考え方をする輩もいる訳ですよネー」と威嚇しながら発言したところ、あとで知らない人から匿名メールが届き、あのRAMさんが話していた「穿った(うがった)」の使い方は、ひねくれた人を指していたのでしょうが、間違ってるよーと指摘をされた。

なんのこっちゃと調べてみるっと、なんと!俺が間違っていた!

知らなかった!知らずに褒めていたことになるのかWWWW まぁ国民の7割が知らない事実らしいので、当人も含め、逆の意味で受け取ったんだろうとなぁ思う。俺も指摘されなかったら知らなかったし。、、、、いやぁ気をつけよーーーーっと思った。

合わせて失笑(しっしょう)。も「笑いも出ないくらいあきれる」のではなく、「こらえ切れず吹き出して笑う」の意だそう。
いやぁ知らなかった。

日本語って難しいねぇ〜失笑。

アレルギー検査

悠時の夏休み最後、面白い?体験をしたので記しておく。
内容は蕎麦アレルギー反応の検査だ。

悠時はそもそもアレルギー体質。最近の子供って赤ちゃんの時に様々な現代病の検査を行うのよね。知ってた?想像はつくだろうけど、俺はこんなに検査するもんなのかねーと驚いたよ。俺たちの子供の頃とは明らかに違うのよ。現代病ってすごい数なのよ。大小あれど人は様々なアレルギー反応を持っている。俺で例えるならハウスダストで涙が止まらなくなったり、くしゃみが止まらなくなったりするが、そういうのも含めアレルギー反応なわけだ。ちなみに悠時は出産後のアレルギー検査で花粉、猫、犬などのペットやら食物アレルギー、ハウスダストやら神経症状まで数十種のアレルギー反応が出ていた。なんかさ、びっくりする数なのよ。その後、何度か検査しているけど、歳を重ねるうちに免疫や抵抗力が身についていくわけね。で、残った症状が治療対象のアレルギー反応。特に花粉症の症状は酷く、悠時の場合単に特定の(例えばスギ花粉)に反応するわけでは無くて、数種類の花粉に激しい反応を示し、季節を問わず反応していて症状もひどいため、結果年中薬漬け。リュックサックいっぱいの薬を常備薬で持っているのよ。ちょっと可哀想なほどだ。あまり人には話したことがないのだけど。一真は平気なんだけどね。なんでかね?

そんな我が家の課題に「蕎麦アレルギーへの対応」という問題がある。豪姫の実家が生粋の蕎麦屋なので、蕎麦に対して家族がどのようなアレルギー反応があるのか、明確に知っておく必要があるわけだ。
何を隠そう、義理の父上は蕎麦屋の大将なのに生死に関わる蕎麦アレルギーだったりする。(秘密告発)長年蕎麦打ちをしていてアレルギー発症してしまったらしく、蕎麦打ちは何十にも巻いた手袋に防護服を着て、防護マスクをし、蕎麦打ちをする。そばを打つのは日常的な仕事なのだが、とても人に見せれる状態ではないので、人目を偲んで裏で蕎麦打ちをしているのが現状。老舗の蕎麦屋さんとしては「蕎麦打ち」はある意味真骨頂で見せ物の一つなのだが、それは儚き夢。裏で秘密裏に作られた命懸けの蕎麦で、老舗の蕎麦屋さんは頑張って営業している。実は大変なことなのだ。蕎麦屋の親戚としては蕎麦の反応を知ることは「避けようの無い事実」として受け止めるためにも、とても重要だ。

余談が長くなった(笑)。
というわけで、悠時も来年から中学生ということもあり、今のうちに本格的な調査をする運びとなったわけだ。

血液検査でアレルギー反応が出ている「蕎麦」にどれほど抵抗力があるのか調べる。その本格的な調査方法はというと、「蕎麦を食べさせ、様子を見る」というもの。実に原始的。なんじゃそりゃWWW

まぁそれはお医者さんの指導のもととなると大袈裟になったりするわけだ。
具体的に説明すると、
・最低1泊二日〜1週間を掛けて入院。親同伴。
・100%蕎麦粉のみを利用した蕎麦を、最初は2g(小さじ一口)、次に4g.8..と様子をみながら量を増やし、経過を観察する。

そもそもアレルギー反応が出ているので、症状が重く出たら、即、医師が対応する。食物アレルギーでじんましんやら発熱、頭痛やらコンコンと眠り続けるなど意識混濁、呼吸不全など急激な症状の変化もある為、入院は必須。症状が重いとアナフィラキシーショック状態を引き起こし死んでしまう危険性も孕んでいることもあり、慎重に検査が進んでいくというものだ。食物アレルギーは重篤しやすい。なるほどそういうことなのか。

豪姫が付き添いとして入院することになった。ここからが豪姫の実況頼みだ。
反応を見る為、檻(ケージ)に入れられる。反応がひどいと暴れるらしい。
肝心の実験をされる側の悠時はまるで不安を感じている様子も無い。事態がわかってないらしい。検査の間、本を読んだりゲームをするのは許されている。豪姫や彼は「携帯ゲーム」のみが暇つぶしの頼みだ。そんな余裕があればの話だが・・。

入院初日。最初の一口。そして血液検査。

アレルギー反応はあるが、まだ耐えられるレベル。


1時間後、次の二口。そして血液検査。

アレルギー反応はあるが、まだ耐えられるレベル。


さらに1時間後、

量を増やす。一気に10gまで増やした。アレルギー反応に変化が!


さらに1時間後、

さらに量を増やす。一気に20gまで増やした。

アレルギー反応に変化が!

そして電話が!一体どうした!

「終わった」

「・・・は?」

一瞬いやな予感が!
一体なにが起こったというのだ!

エンドロール・・・

結果的に、蕎麦アレルギー反応については心配する必要が無くなったというのだ!WWW。

悠時の場合、少しづつ蕎麦の摂取量を増やした過程で、当初出ていたアレルギー反応が徐々に治まり、最終的には蕎麦アレルギー反応が心配しなくて良いレベルにまで反応が下がったので、特に入院する必要も無くなり、1日で検査終了し開放されたというオチだ。
色々覚悟話を聞かされたあげく、ある程度の入院も覚悟したものの、蓋を開ければ、わずか数時間で開放されてしまうという、、、なんとも狐につままれたような出来事だが、とりあえず蕎麦に関してはどういうわけだか耐性が付いて大丈夫になったようだ。(相変わらず花粉症他、アレルギー反応が激しい症状はそのまま。)

よかった。結果的にはよかった!悠時は蕎麦屋さんでバイトできる(笑)。
お医者さんの話だと、アレルギー反応を試している最中に抵抗力が身につくことがあるというのだ。でも蕎麦アレルギーの克服は「まれ」なんだそうな。ましてや今回のようなケースはとても珍しいとのこと。(なぜなら入院することを前提に検査するほどのアレルギー反応だったため)

ひょっとしたら天国のお婆ちゃんが、悠時の蕎麦アレルギーを帳消しにしてくれたかもよ^^。
ちなみに俺も子供の頃利用していた蕎麦枕が原因で蕎麦アレルギーだったけど、今は症状が出ていない。アレルギー反応って怖いけど謎が多い症状だね・・・という話でした.