牛久大仏

予科練。デュアルのコメント通り。まさにその通り。今もなお戦争が続いているんだもんね。それにしても戦争を引き起こすのはいつの世も「国民」ではなく「統治者」の利権争いだったりするんだよね。日本もクーデターとか起らないと貴族のようにふるまう政治家の牙城は崩れないんだろうね。やれやれだ。

という大きなテーマ繋がりで、世界一でかいという「牛久大仏」を観に行った。予科練があまりに重たい話だったのだが、実は前後2話完結の話だったのであーる(笑)。
土浦海軍航空隊跡地から車で15分ほど移動した先に、牛久大仏がある。

この大仏。青銅製の大仏像としてギネス公認の世界最大120M!!!

ここから少し蘊蓄。
牛久大仏の経緯というか、元になってる宗派は浄土真宗で南無阿弥陀仏が唱えられるお釈迦様だが、まぁ誰でも行けまっせという「お墓」=寺だったりする。

因みに僕の実家は曹洞宗だということが、お袋の葬式で判った。
曹洞宗はブッタ>ダルマ>道元が中国から日本に伝えた禅宗で、座禅で南無釈迦牟尼仏と唱える。
この浄土真宗と曹洞宗という二つの宗派は、同じ仏の教えを伝える宗教だが、その教えや修行のありかたが大きく異なったりする。まぁいうなればキリスト教から分派したカトリックとプロテスタントくらいの差はある。曹洞宗は、座禅を中心とした自己の修行によって悟りを目指す「自力」の宗派。一方、浄土真宗は、阿弥陀仏の力に頼って救われる「他力本願」を重視する宗派の違いだ。

南無 阿弥陀仏 ナム・アミダブツ=南無は帰依するという意味なので、阿弥陀仏に帰依するという意味。
阿弥陀仏は、阿弥陀さま(阿弥陀如来)極楽浄土の教主。

南無 釈迦牟尼仏 ナム・シャカ・ムニブツ= 釈迦牟尼仏(釈迦の尊称)に帰依するという意味。
釈迦はブッダ(北インドの人物で、仏教の開祖。)

釈迦は実在した仏で阿弥陀さまは実在した仏ではない象徴だったりする。

南無阿弥陀仏と唱えると、最終的には極楽浄土へ向かう。南無釈迦牟尼仏と唱えると、極楽浄土へは向かわず、輪廻転生へ向かうといった大きな宗教的な解釈の差があったりする。

さて。。。おぜん立てはさておき、この牛久大仏は阿弥陀如来を本尊とする大仏。

とにかくでかい!ひたすらでかい!

大人800円で牛久大仏の胎内に入ることができる。炎天下からガンガンと冷房の効いた、心地よいお香の匂い漂う胎内。まずは1分間漆黒の闇の中で己と向き合う。(子供は泣かないようしっかり押さえるWWW)
扉が開くと光の世界という部屋に通される。

そこからエレベータで85Mの展望台へ。大仏の丁度胸の辺りが展望台になっていて、下界を見渡すといった演出。
なかなか素敵な空間だ。しっかり、各階で物販の販売も行っていて、ついつい財布の紐も緩むWWW。なんか意味不明にお香とかシールとか、お守りまで買ってしまった。
その後、永代(といっても15年)で体内やら周辺に墓石とか「お金」でなんとかなるという場所を紹介され、「あなたもどうですか?」となる。まぁ高いけど・・・今時お墓立てるなら、こういう場所で華々しく飾られるのもアリ?。

すっかり整ったところで下界に降り立つと、こういった縁日にはありがち?なのか、ふれあい動物園とやらがあり、サルの曲芸を観ることができた。

「猿回し」おサルさんと共存の道を選んだ曲芸師さんの厳しい世界・・・

いや、愛くるしい姿・・・いや、・・・

いや、見事なパフォーマンス・・・でした。一体なんだったのだろうか。よく仕込まれてるのだが、イルカショーなどの華やかさは微塵もなかったりするが、中国の伝統芸能の日本版?を拍手喝采で観たよ。

後から調べると、猿回しでニホンザルが曲芸ができる年数は限りがあるということが判った。厳しい世界だ。ニホンザルは群れで行動する。そもそも野生ではボスサルから赤ちゃんサルまで厳格な上下関係の社会で成り立っていて、それらおサルさんの目標は「ボス」だったりする。曲芸師はその厳密な階級社会で上位に立っている期間だけ人前で曲芸を見せられるというわけだ。

この人の話が一番わかりやすかったので貼っておく。おサルと共存をしているのであって、その関係はあくまで上下関係で成り立っているという。愛護団体が黙ってるのはおサルとの共存を目指す夫婦漫才だから?

なるほど深い。宗教と通じるものがあるねWWW

という日帰り旅でございましたとさ。
PS帰りに妙にハイグレードな「とんかつ屋」に入ってしまい、一人4千円近く飯代がかかってしまったのは残念な話だ。まぁ美味かったけどねWWWトホホ。

予科練とは・・・

一真が社会人になり、我が家もいよいよ子供たちが巣立っていった。
悠時が高校一年の夏休みに突入。
大学進学は最初から望んでいないので、次男坊と家族としてのんびり過ごせるのも後三年を切ったことになる。特に親として気負いは無いのだが、関東に来たら一度は行ってみたいと思っていた場所がある。それが土浦海軍航空隊跡地。

海軍予科練習生、通称「予科練」を終戦記念日を前に訪れてみたいと思い、先週末、見学してきた。

太平洋戦争末期、エリート出世コースだった航空機搭乗員。16歳から20歳前後の若人は、士官や将校となり、真珠湾攻撃まで、最大限の賛辞をもって日本人に評価されてきた。
それからはアメリカの巨大大国との国力の差に連敗につぐ連敗で・・・という歴史。
最終的にグアム島を制圧された日本軍は完全に拠点を失ってしまい、そのグアム島を逆に拠点とされたアメリカ軍は、今度はB-29による日本本土を狙った爆撃が始まる。この時まで日本は「いつか神風(しんぷう)が起り、日本が大逆転!」と信じていた。が、皮肉なことに、神風は、爆弾を背負ってて機関に突っ込む神風(かみかぜ)特別攻撃隊、所謂「特攻隊」という残酷な運命の名称で太平洋戦争が終結するまで15年物間、出撃をくりかえすことになる。全国から24万人が予科練入り、このうち戦争に参加したのは約2万4千人で、実に80%にあたる約1万9千人もの人が亡くなったそうだ。
それはアメリカ軍からしてみれば、狂気の沙汰であり、異様な警戒と恐怖を仰がせ、人間の命を使った爆弾は、予想を上回る成果をあげた為、結果予備学戦までも戦場に駆り出され、最終的には14歳から徴兵・・・。

現在陸上自衛隊武器学校

と併設している。山本五十六が眺める先には、自衛隊が誇る戦車が無数に展示。


公益財団法人「海原会」は、予科練出身戦没者の慰霊顕彰と遺書・遺品などを管理する団体の雄翔館がある。

そして、この雄翔館と併設し、予科練平和祈念館がある。

僕はこの歳まで、色々記念館やら観てきた方だと思うが、靖国神社の遊就館の何倍も何重倍も恐ろしく悲しい記念館だった。オブラートに包んでも史上最悪。
これほど強烈な戦争の記録ってあるのだろうか。何故今まで知らなかったのだろうか。子供に見せるというより、自分自身に強烈に突き刺さったのだった。

・・・当然ながら写真は記念館内の写真は殆ど撮影禁止。そりゃそりゃもう年端もいかない若人がお国から「死」を宣告され、家族に遺書を書き、バンザーイと送り出され、爆弾に搭乗し、敵艦に突っ込んでいく訳だ。遺書も含み遺留品の数々は涙なしには語れない。ゼロ戦に登場し、爆砕する末期の話は良く聞くが、ゼロ戦などはある意味末期状態で搭載機が無くなった為、やむなく利用しただけ。本来の特攻隊は、特攻用に開発された専用兵器に乗る。それが本来の姿。ゴジラー1.0では、特攻から逃げた主人公の話が繰り広げられるが、本当の惨状は逃げ道など一切ない。特攻専用の兵器は爆弾しか積んでいない片道切符だ。操作できる範囲も極端に狭い。人間魚体「回転」(上写真)なんかミサイルに人間が入って操縦するわけで、そんなの方向なんかまるで意味が無い。着弾の意思を自分で決めるだけ、着弾しなけりゃ意味も無い爆死しかない。「桜花」は人間が爆弾を背負って海中に潜伏し、敵艦に接触爆破する。そんな壮絶な記録など、こういった現地の資料館でしか収められていないのだ。
悲惨極まりない残酷な記録は、「絶対に戦争を繰り返すな」という何よりも強い気持ちを奮い立たせてくれる。
なんだか、記録映像で最も泣けたのは、この予科練を中心としたB-29絨毯爆撃で生き残った周辺地域に住んでいるおじいさんおばあさんの「生きた話」記録映像だ。予科練(現雄翔館)周辺は10トン爆弾による恐ろしい集中爆撃を受け、最後の予科練生まで根こそぎ爆死したという。淡々と話すおじいさん。目の前で脳みそが飛び出した若者の脳みそを拾って頭に入れてあげる。それが何の意味もないことに気が付かず、ただ助かって欲しいと願いながら。股間や内臓が噴き出したまだ生きている人たちが何重と重なり合う場所で介護活動していたおばあさんの話も淡々としていた。とにかく惨めだったと。とにかく悲惨だったと。

軽く記念館を観ただけだが、重たい週末だったよ。自衛隊が管理する雄翔館と、国が管理する予科練平和祈念館。知っておくべき事実なのか、未来に残すべき資料なのか。色々考えさせられる週末だった。

SSL更新作業完了

今度は「2mの巨人」話が長いこと停滞していたので、更新しようかな(笑)


丁度良い話題がありました。
今年度も本サーバ「https://paradox.asia/」を更新し、先ほどSSLの更新も完了しました。

年に一度の話ではあるが、毎回忘れてしまうのがこのドメイン認証SSL。そもそもドメイン(コモンネーム)の契約とSSLの契約は別物で、それぞれ契約期間が微妙にずれている為、毎年ずれが激しくなっているのがネック。

コモンネームはparadox.asia
良いでしょ。「パラドックス ドット アジア」という響きも好きで、いつかこのコモンネームの組織を立ち上げようと思いつつ・・・ん年WWW。
実際は、このデュアルとのPrimary Color Zoneの維持もそうだが、実は最も重要なのは、privateな個人アドレスの管理。これだ。

家族のメアドをちょいちょいと作ったり、学校や病院の連絡用にちょいちょいと役立てる。感覚的にはGoogleのメアドと変わらないけど、なんにしろ、コモンネームの所有権を僕が持っているので、例えば絶対に他所さんでは取得できない ram@paradox.asiaなーんてのが作れてしまう。世界中で僕にしか権限の無い、僕専用のアドレス。素晴らしい。

そんな訳で、今年も「忘れずに」SSL証明書まで申し込んだ。期限は25年8月9日なので、間に合うだろう。

それにしても、年々簡素化されるのかなーと期待してたこういったインフラサーバ契約。これが逆に年々複雑怪奇になってきている。その背景は中国やら韓国やらのアジア諸国で「悪いこと」をする人が後を絶たないことが起因しているのは言うまでもない。偽サイトなんか本物と見比べたって見分けもつかないほど精巧だし、なりすまし技術なんか想像を絶するウルトラCな離れ業を利用する。悪いことを考える奴は本当に頭が切れるし本当の意味で頭が良いWWW。その為、Web契約は複雑怪奇になってしまう。プログラムの知識が無いと意味不明な語源が飛び交うのが「常設化」したWeb契約の世界は悲惨だ。
SSL認証だって、かつては必要ではなかったが、http(s)でないとログインもままならなくなったのは、ほんの2年前の話だ。
技術が進む背景と複雑になる契約・・・果たして来年は僕の頭で理解できるのだろうかWWW

彼は2mの巨人

デュアルが2Mを超える巨人。つい噴き出してしまったじゃないかWWWまぁ~あったねそんな話WWW。

2割3割増しに誇張して話す。芸人の笑いを生み出すテクニックにも似ているが、関西人は生まれつき遺伝子に組み込まれているという「最強のコミュ力」がソレだ。

でもさ、それはデュアルの身長に関して当てはめると、案外と錯覚レベルなのかも知れない。

・花火が目の前で満開に花開いてるので、写真を撮ってみた・・・小さくてショボい。
・そびえたつ山が雄大で、とても大きく感じたので写真を撮ってみた・・・こんな筈じゃない。

二つの例は人間の錯覚によるものだ。宮崎監督には意図的な手法で、
・涙を流すとき、大粒のあり得ない程の涙が溢れ出る。
・主人公が何かを察したとき、突然風が吹き、主人公の髪が逆立つ。
などを利用する。
要するに、人間は感じている体感と見えている主幹が伴っていない生き物なのだ。

小学校の自分は身長が低く、前にならえ!で腰に手を当てていた。一番前から始まり、徐々に身長が伸びて高校あたりで170に到達した。
一方デュアルは子供の頃から背が高く、僕から観たら「見上げる」ほどの身長だったのだ。その記憶は今もなお鮮明で、結果、そびえ立つ=2Mという値WWWW。うん、理にかなってるだろ。

余談だが、昨日バレー男子 日本 ドイツの試合を豪姫で観ていた。いやぁ~素晴らしい好プレー!ドイツにも勝利し・・・。
ここで話題になったのが、日本とドイツの身長差。

ドイツの選手は (AI調べ)
クリスティアン・フロム:204cm
モリッツ・ライヒェルト:195cm
ヨハネス・ティレ:184cm
ギョルギ・グロゼル:200cm

日本の選手は
西田有志: 186cm
小野寺太志: 202cm
深津英臣: 181cm
宮浦健人: 190cm

と、まぁ若干低いが、引けは取ってない。もう平均2Mの時代に突入しつつある。
そんななか、「リベロ」というポジション。後衛でレシーブに特化するポジションだが、やけに身長が低い。周囲が2Mに達する選手なだけに、ドイツのリベロは、なんだか見た感じ160センチ前後に見えるWWW

「いやぁでもさ、170はあるんじゃないの?バレーボール選手ってでかいし」
「でも日本のリベロと比べてもあんま変わんないし。」

で、試合が終わって、調べてみた。
日本のリベロ、山本智大選手は171cm
で、ドイツのリベロ・・・Leonard Gravenさんっていうのか・・・え????

180cm
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/2022/players/182291

なんと!180もあったんよ!そう!これ!やっぱ見た目のギャップなんよねー身長がデカい人が居ると、そっちに引っ張られてしまってさ、身長低い人は余計低く見えてしまう。でもよ。180センチもあったら日本じゃ一般的にデカいよねーーー
って話(笑)

余談だけど、僕が敬愛するミュージシャン プリンスの身長は157~158センチだったそうだ。
自分を大きく見せるため、シークレットブーツは全然シークレットではなくハイヒールWWW。それでも170に及ばず、デカい人が大勢いる米国では子供並みの身長。
でもそう見えないのには訳がある。

巨大な存在感。人間としての「オーラ」が突き抜けて素晴らしいということだ。

なんということでしょう。僕にとってのデュアルさん。巨大な存在感は身長を2Mまで押し上げたということなのでしょう。うむ、綺麗にまとまったのではないか。チャンちゃんWWW

まぁでも噂話なんか2割増しくらいで丁度良いのかもよ。実際ゴキ〇リの話はその通りだけど、ビニール袋からポトポトという話は誇張。よく見えてない。正直に書くと、なんか素手で投げた風に見えた。あと、何語か判らなかった。中国ではないかも知れないけど、中国か韓国か、まぁそういうアジアの人だろう。その程度の誇張は大目に見てねWWW
今後ともよろしく。

新手の椅子乗っ取り

なんとも妙なタイトルだがWWW

昨日帰りの電車で恐るべき光景を目の当たりにし、ネットで話題になるのかと思いきや、何の話題にもならず、家族に話してもモヤモヤするので、ここに書いておこっと(笑)という話

いつもの会社の帰宅時間。台風一過もあり、若干交通の乱れも生じているが、帰宅ラッシュは概ねいつも通り。品川は始発なので、これまたいつも通り、始発から椅子に座れるように一本遅らせ、並んで座席を確保。

いつもの様に家族に帰宅時間を報告し、いつもの様にheadphone付けて動画を観る。

帰宅コースにはいくつかの関所(難関)があり、大勢のサラリーマンが利用していると同時に、観光客も多数利用している沿線だ。主な関所は品川から浜松町、東京、上野、日暮里、北千住、そして松戸だ。特に浜松町は羽田空港モノレール乗り換え駅&サラリーマンの巣窟で異様な程ごった返す。ここで乗車率は一気に100%を超え、足元は観光客の旅行バックで身動きもとれず、立っている人は自重を支えるのも困難な足場でジットリ汗をかくオッサンや、異様なほど香水にまみれた女性陣とガッチガチに体を密着させ、見ず知らずの不特定多数の体臭と汗を全身にまとい・・・まさにそれは地獄絵図。一方座ってる人達は完全に勝ち組。強いて言えばスメル(匂い)だけは避けようが無いので、マスクで防御しつつ、車内放送に聞き耳を立てながら寝るか、携帯を弄るのみ。以前ここで書いた、匂いがきつ過ぎる犯罪級の爆弾や、一切感謝しない体の不自由そうに見える人が現れないことを祈りつつ「やりすごす」ことに専念だ。


椅子に座ってる人が席を立ち、下車すると、我先に私が俺が座るんだと幅寄せしてる人たちのあさましいこと!。でもまぁ~二度と会うことのないであろう周囲の人たちなんか気にすることなんかない。座れば勝ち組なのだから。
時折余裕を見せてるのか、忙しいフリ?なのか膝の上でノートPCを開く強者を見かけるが、これほどの圧倒的なストレス環境で一体何の作業をする必要があるのだろう。周囲の目を気にしながらカタカタとキーボードを打つ姿はあまりにも滑稽だ。

そんな電車の中での出来事。

「上野―うえの。」


上野駅に電車が着いた。定刻より数分遅れで…というアナウンスが流れている。半数の観光客、半数のサラリーマンが一斉に電車を降り、一瞬乗車率100%前後まで落ち着くが、次の瞬間ドドドっと新たな観光客とサラリーマンが乗車し、再び地獄絵図が繰り広げられる、まさにその時だった。

中国語?広東語?を大声でしゃべりながらでかいスーツケースを持った女性三人組が乗り込んできた。僕の向かい側の席の前に並んで立った時にソレはおこった。

向かいの席の座ってる人の膝にポトポトと。。。ババアがなにやらビニール袋から茶色い物体を落としたのが見えた次の瞬間!

うわ!ゴキ〇リ!

なんと!そのババァ!ゴキ〇リを向かいの席に座ってる人に振りかけたのだ。


一時周囲は騒然とし、座ってた人が思わず席を立った瞬間!

「哦,看来我们可以坐在这里。你们也坐吧。」
(あ、ここ座れるみたいよ。あなたたちも座りなさいよ。)
↑これ想像で書いた。恐らくこんなこと言ってたんだろう。

なんと!その観光客は座ってる乗客から席を横取りしたのだった。

予め準備していたゴキ〇リを使って!座ってる人にゴキ〇リを振りかけて席を確保することを計画している!。


旅行バックとは別に、生きたゴキ〇リをビニール袋に入れて持ち歩くその根性!

どこで調達したのか判らないが、ゴキ〇リは日本製???

こんなことってある?・・・日本人ってこんなに舐められてんの?

もうやられ放題。

まんまと三人分席をせしめ、ゲラゲラと笑ってるのが見えたが、次々と乗車してくる人で、あっという間に向かいの席は見えなくなった。揉めている声だけが聞こえてくる。そりゃそうだ。同じ人間の仕業とは思えないほどの悪行だ。いきなり膝に本物のチャバネ・ゴキ〇リを振りかけられた人はたまったもんじゃない。一瞬の出来事だったが振りかけていたゴキ〇リは3匹以上なのは間違いない。怒号が聞こえるが、それに対し半笑いで中国語で返事している雰囲気はなんとなく聞き取れたが、その後静かになり、僕は松戸で下車。そのババァたちの顔を写メで撮ってやろうとカメラを向けようとしたのだが、人の波に押され、シャッターチャンスは無かった。

ここでタイトルに戻る。「新手の椅子乗っ取り」

最近よくあるのが、「ヘルプマーク」
これ、申請すればだれでも貰える。僕なんかでもすぐ手に入れられる。高血圧で糖尿とか言えば発行される。コレをカバンにぶら下げ、それとなく座ってる人に見せつけりゃ~あら不思議。「・・・席どうぞ・・・」
まぁ譲るわなぁ~。人によっては、ヘルプマークを手に持って「あの体調悪いんで変わってください」という輩もいる。そんな輩は大抵ヘラヘラしてる若者で、どこで情報を仕入れたのか、ヘルプマークを「水戸光圀公であるこの紋所が目に入らぬか!」のような使い方をしていやがる。まぁ~そんな奴は滅多に出くわさないけどね。僕も見たことがある。

それでもさ、今回のゴキ〇リに比べりゃ~もうかわいいもんさ。僕は国際社会というものが怖くなったよ。こんな想像もできないことを平然のやってのける。椅子に座りたいってだけで、、、椅子に座ってる人を押しのける手段を準備するってさ、本当に恐ろしい時代に突入したと思うよ。

昭和なら、ヤンキーやチンピラが凄みを効かせて、「おら!そこどけっつってんだろ!」くらいの啖呵切ってさ、喧嘩上等で椅子を乗っ取る。
これはこれで反社な行為で許せないんだけどさ、可愛いもんよ。判りやすいし。
だってさ、ゴキ〇リ振りかけて席を奪取なんて、昭和の頭じゃ想像もできない。

いやぁ~驚いたね。こういう行為を裁くには明らかな証拠が必要なんだろうね。
いやぁ~犯罪者守られてるねぇぇ~まさにゴキ〇リの様に撲滅不可なんだろうね。やれやれ。