いやぁ〜暖かい電報ありがとう!お袋は享年83歳。とにかく怒涛の如く過ぎ去ったここ数週間で、今また軽いテレワークの最中、軽く近況を書いておこうと思い立った。
何から書けば良いのか、手がつけられないほどの出来事だったので、まぁ初七日までの供養と手続き、診断書などの手配、お世話になった老人ホームへの挨拶、親父の老人ホームも挨拶、労いに駆けつけた鷹取同級生と飲み会、由利監督と飲み会、岩ちゃんやらなんやらかんやら・・・。
兎に角、コロナ終息間際の出来事だったので緩和制限がかかっておらず、飛行機が一日2便!国内線なのにだ!(今はもっと飛んでると思う)
そしてめちゃ高い!流石に長男だし、嫁も子供も移動する事になるのだが、肝心の便が無い上直近で抑えたこともあり、LCCなのに一人片道5万円X4=20万!往復で40万!
実家はすでに寝泊まりができる状態ではない為、ホテルーーー無い!一泊家族で3万6千!6泊で約24万!これに食費やらなんやらで、移動だけで軽く100万吹っ飛んだ。
勿論葬式で数百万吹っ飛んだのは言うまでもないが、何もかも規制されている最中の葬式は、なんつーか、例えようが無いが、戦場に足を踏み入れてしまい、脱出ルートを探すくらいの感覚。空港ではサーモスタットが個人に向けられ、タッチパネルが使えないのでチェックインも携帯から。三重のゲート。物々しい防護服を着た警備員の数。・・・とか言いながら、飛行機は満席の鮨詰め状態。ホテルは広々してて、、、そりゃそうだ。普段行ったこともない高級ホテルしか空いてないのだし(笑)。の割に、お店はほとんど閉まってて、食事(朝食のみ)もお弁当が配膳されてくる仕組み。これを良い体験というべきなのか、個人的にはもう二度とごめんだと思った。
・・・とまぁ、金銭的な口から書き出すところが如何にも俺らしいだろ(笑)。
デュアルと逆パターンで、親父より先にお袋が逝ってしまったわけだが、親父はもう90過ぎ。呆けも進行し一人では危険な状態。
親父にはお通夜の段階で誰もお袋が死んだことが言えなくて、葬式当日に式場に連れてくるタクシーで告げた。親父は号泣し、「何も知らなかった!」と驚き、、だが、この時だけは気力で真っ直ぐに立ち、お線香を手向け、最後にお棺に花を手向けるまでしっかりとしていた。
俺は出棺まで三回挨拶をする機会があったが、言葉に詰まり、形式上の挨拶しかできなかったよ。
火葬を終え、俺は分骨して貰い、位牌も少量だが持ち帰って来た。
最後に、後日談だが、福岡を離れる前に親父の施設へご挨拶に行った。親父はお袋が他界したことを覚えていない様子だった。呆けってある意味酷いようでもあるし、辛い思い出を軽減するには良いようでもあるのかなと思った。
とまぁざー〜ーーと書いたけど、こんな感じだったよ。
俺はデュアルにはとりあえず伝えておかなきゃと想ってメールしたんだけど、
本当に暖かい電報を頂きありがとうございました。