遺品といってもちょっとデカい遺品
成り上がった個人が建てた建造物が遺品となり、引き取った家族も死んでしまったケース。この観音像の近くに我々が管理する設備があるので昔から知ってた。そしてどうなるんだろうとは思っていた。
遺品も引き取り手がないと国の管理物になる。今回のケースではそれを処分するために国の税金が使われるというお話。
これを建てたという人は、この本「資産ゼロで死ね」を読んだらどういう感想を持つのだろうか。
残す資産といっても、今回は不動産のたぐいだから一概に比較はできないけど、死んだ後にも何かを残したい人間の欲求が、その人の思いとは裏腹に後世に物議を醸しだすというのは世の常かもしれない。
何気に、この仏像で自殺した人の記事があった。
https://www.kobe-np.co.jp/news/backnumber2/202002/0013123480.shtml
東京から新幹線で福岡に帰ると、何気なくいくつか巨大な仏像を目にする。あれってやっぱ個人の所有物なのかな・・・なーんて思いながら「資産ゼロで死ね」記事を読んだ。
うーん!非常に考えさせられる。
少なくとも俺たちの育った時代は「空想アニメ創世記」をリアルに生き抜いた世代」だ。子供の頃、信じて疑わなかった未来像は。
・鉄腕アトム、ドラえもんが居る世界。
・そうでなくとも「癌」の特効薬が見つかる世界。
・鉄腕アトムの「人工皮膚」が開発される世界。
・ウルトラ警備隊の「キャップ!」「ハヤタ隊員!」とカッコいいレシーバーが使える時代。
・反重力が解明され、バックトゥザフューチャーのような反重力ホバークラフトが普通にある時代。
・・・まぁ書いてて虚しくなったがっっWW実現したのは携帯のみ。携帯は子供の頃の夢の想像の遥か上をいってる気がする。
その他は全部幻だった。
が、我々「空想アニメ創世記」世代は、「来年にはきっとハゲが治る薬が開発される!」「再来年にはきっと宇宙人とファーストコンタクトして、病気のない世界が訪れる」
なーんて空想の世界を自由に飛び回り、無駄とは判っていても、わずかな可能性を信じている世代だとは思わないかWWW俺もその一人だ。
なので「資産ゼロで死ね」は日本人には当てはまらない。明日、全てを解決できるテクノロジーが開発されるかもしれないと思っているからだ。
おそらく「資産ゼロで死ね」は英語圏、欧米人によく当てはまると思う。いやこの作者がそういった欧米の本を読んでインスパイヤされたのだとしたら納得がいく。
なんせ欧米人は未来予想図が排他的で、すぐゾンビが襲ってきて、得体の知れないウイルスで全人口が死滅して、超能力が芽生えたミュータントに全人類が淘汰される・・・とまぁ未来にとても否定的なのだ。ハリウッド映画のほとんどすべてこの手の映画ばっかり。
結論は資産ゼロで死ねない!。生きている限り、何が起こるかわからない未来の出来事に備えるのが日本人だ。
にしても迷惑な仏像だな。遺族なら周辺土地相続権を放棄せず、ダイナマイトで吹き飛ばしてしまえは良いのにね^^。
あーだめだ、お袋のアルバム思い出したWWWWW 一切誰にもみられる事なく、ページを開く事もなく廃棄されちゃうんだよ
お袋は「RAMくんは私のアルバムも大切にしてくれるやろ」と思ってたのかな。いやいやいやいやゴミだよ俺から見ればただのゴミなんだよWWW。
追伸:ついでに一つ、遺品を捨てられない品物が一つある。
それは、8ミリフィルム。知ってる?
https://www.bestworkers.jp/family-home/8mm/
なんとさ、これが30−40缶くらい出てきて。まぁ当然無声映画なんだけど、日付を観ると俺の赤ちゃんの頃のネガだったり、おばあちゃんが元気な頃、壱岐島の海辺でスイカ割りしたネガだったり。
そもそもこういう昭和レトロなギミックは好きなので、段ボール4箱にまとめ、東京へ持ってきたんよ。
早速映写機を動かしてみたけど、ランプは交換して着くけど、リールが回らない。リールのゴムが劣化してガッチガチ。レール外すとモーターが回らず異臭が。だめだ。
んで、8ミリフィルムをDVDなんかにダビングするサービスを利用しようかと思ったら、概ね10分ダビングするのに3千円。んーと約300万!アホか!何が録画されてるのか判らない代物にそんなお金を出せるわけがない。
ってな訳で、ヤフオクでELMO 8ミリ映写機 EDITOR エディター 912とかいう良さげな中古を2万円で落札し、落札品が家に届いて・・・終了(笑)。
映ることは確認出来たが、ホワイトボードに映写したのを現在の映写機で撮影するなどのアンニュイな時間を作るに至らなかった。このまま俺が老人になるまで放置してしまうのだろうか。そうなると一真がこの映写機を見つけ、何かしてくれるのだろうか。あ、迷惑がかかるWWWW。
こうして未来に遺品が残っていくんだね。判った!俺にはよく判ったぞ(笑)
記憶する能力も必要だけど、生きていく上では忘れる能力も必要と聞いたことがある。
思い出(遺品)も全てを残そうと思ったら大変だし、現実的に不可能やね。
8ミリのダビングデッキで検索したら4万くらいでこんなのあったけど使えないかな
モノタロウ 品番DMR-0720
https://www.monotaro.com/p/6173/2467/?utm_id=g_pla&utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&utm_campaign=246-833-4061_6466659573&utm_content=96539050923&utm_term=_419857551521__aud-536766637816:pla-891076224228&gclid=EAIaIQobChMIhue6lo6d8QIVAaqWCh1CYwHcEAQYAiABEgKSGfD_BwE
でも、そもそも論からして、ダビングしたとして見る?って問題が一番重要かも^^
調べてくれてありがとう。結論から言うとNG。同じ8mmでも8mmビデオと8mm映写機のフィルムの差は時代が一足飛びに20年くらい昔なので当然アウトプットはデジタル化されておらずダビングは不可。地味にホワイトボード目掛けて投影した動画を現代の撮影機で撮影し、それをデジタル化という流れなんですよ。
まぁ確かにダビングしたところで誰が見る?って話だけど、俺が家に持ち帰った時は、これらのデータをデジタル化し、親父の老人ホーム持っていってみてもらいながら、当時の思い出を語ってもらい、それをナレーションとして保存しようかという思惑があった。無声映画も親父の肉声が入ると、なんだか意味があるような気がしたのよ。お袋が他界し、親父もいつ迎えがくるか判らないしね^^。
けど、やっぱめんどくさいWWW