「子供は金づちを持つとまわりの全てが釘に見える」
っていうことわざがあると本に書いてあったので調べてみた。
しかし、ぴったりあてはまる言葉はなく、似たような言い回しの文言を見つけた。語源は心理学者の話らしい。
意味合いとしては、”特定の手段に固執してしまうことで視野が狭まり、手段が目的化してしまうこと”らしいが、なるほどと思った。
いろんな置き換えが可能だ。
健康にしか関心のない人は全てに健康に良いか悪いかで判断しようとする。
環境問題に注意が集中している人は全てに環境に良いか悪いかで判断しようとする。
仕事人間は全てに仕事が中心で判断する。
スマホばかりみている人はスマホの情報がすべてとなる。
持つべき道具は金づちだけではない。レンチやドライバー、その他もろもろ多種多様な工具を持っていたいと思った。
これは顕著だね。よくわかる。実験済み。
悠時に電動ドライバーを持たせると、必死に使い方を覚え、そのことを通学路の工事現場のお兄さんに話したら仲良くしてくれたそうで、結果的に彼の将来の夢は「大工さん」となっている。実にわかりやすい(笑)
俺の工具に対する熱い愛情は豪姫に言わせると異常らしいが、日曜大工を趣味としたら、測るもの、削るもの、くっつける物、磨くもの、塗るものと、それぞれでプロフェッショナルな工具が揃ってしまうもんだ。最近はニンテンドースイッチのコントローラー(もう10回以上パーツ交換してる)とこないだ説明した腕時計、iPhoneのバッテリー交換や液晶交換なんかも自前で修理してるので、やたらと特殊形状マイクロドライバとマイクロネジが増えたよ(笑)。