年の瀬も押し迫り、覚悟を決めて印刷用年賀状を購入。
さっそく印刷作業を始めた。
年賀状には次のようなポイントがあると思う。
1.絵柄を考える
2.宛先のチェック(ご不幸があった人など)
3.プリンタのご機嫌
1は干支や年次を間違えないように。私は凝ったデザインはできないのでこの程度でok。
2もこの時期までに挨拶状が届いているので、それらをまとめて整理しておけばok。
問題は3
年に一回しか出番がないプリンタはノズルが詰まったり、インクが切れてたりするものだ。気合を入れて年賀状作業をしていると、この手の問題で気勢をそがれる。
インクが切れてたらバカ高いインクを買いに走らなければならない。ノズルが復旧しなければ最悪修理か買いなおしだ。
で、今回。ポイント1と2は難なくクリア。3にとりかかる。
まずはインクの残り具合をチェック。Ok。
試し刷りの前にノズルのクリーニングを念のため。。
クリーニングを終えた後のテストプリントはスルーして、まずは1枚絵柄を印刷。。。Ok!!よし、まずは絵柄面の印刷だ!!どかっとまとめた部数をセットしてスタート。
プリンターのご機嫌なスタートに満足した私はキッチンでコーヒーを淹れる。至福の時が訪れる。しかし、この至福の時は一瞬で崩れ去る。
プリンタの部屋に戻った私の目に入ってきたのは、宛名面に絵柄が印刷された年賀状が次々と打ち出される様子。
これはまずい!、と咄嗟にパソコンで印刷中止をしようと思ったが、プリンタプロパティがすぐに見つからない。
すぐ近くでは「ウィーンウイーン・・」とか言いながらせっせと宛名面に干支のウサギを印刷しているプリンタ。
一刻の猶予もならん!と、用紙トレイにあった年賀状の束を強引に引き出した。。。
結果、無駄死にした年賀状は4枚で済んだ。
が、ここからもうひと山あった。
気を取り直して、印刷面の向きを慎重に確認し印刷を再開すると、今度は年賀状を認識しないのか、「用紙(年賀状)がありません」、という表示が。。。
このエラーはプリンタの中をどれだけ確認しても、ローラーを掃除しても復旧せず、情報収集も含めて小一時間を費やした。
ほとほとイヤになった私は、買いなおしたろうか・・と思いAmazonを検索。
できるだけ安いヤツと思って探したら、8000円で見つけた。これくらいが落としどころか。。。と思いつつ値段表示の下に目が行くと、「本体のみ」の表示。なんと、インクとセットの場合は13000円くらいに跳ね上がる仕組みだった。
これをみて、もう一度頑張ろうと、不機嫌なプリンタと向き合う。
今度は、「用紙がありません」のメッセージが出たら、年賀状を手で強引に奥に突っ込むという作業を敢行。気持ち的には、プリンタの口に手を突っ込んで、「これでも用紙は無いというのか!!」と叫びたい。
すると、何か奥の方でローラーが噛み合った感触があった。
結果、問題は解決。年賀状の印刷が完了した。
それにしても年賀状作業というものは一筋縄ではいかないものだ。
あけおめことよろー。
年賀状印刷秘話楽しく読ませていただいた。俺は年末年始は家族総出で老舗蕎麦屋のお手伝い。朝8時から夜11時までみっちりと働く尽くしで、その後地元自治会の飲み会まで催され、実に忙しい年末年始だったよ。というのも義母が年末遂に頸椎座礁で動けなくなり、入院手術(無事に終わった)ことで人手が足りなかったという大きな理由があったのだが、パートさん含め高齢化が進み、フロワを回せないのも要因の一つ。子供達の様な若い子達を育てないと、今後はもっと厳しい自体に陥ることが明白なようだ。
と、いう訳で、毎年凝った年賀状制作も今年度は打ち切り、届いた年賀状に返信するだけの義務的な作業となった為、我が家では年賀状でプリンターは活用しなかったのでござる。
活用したのは年始用の「のし」。毎年酒やら贈り物やら年始には多くの挨拶品を準備するのだが、店頭で「新年挨拶用ののし付けて」と頼むと、梱包とは別にのしを印刷する時間が余計に掛かり、しかも粗雑なのしは、プリンターで名前だけ印刷しているのも見て、これならば自分で準備したほうが良いものを作れると思ったことがキッカケだ。まぁこの手の制作物は本職なので(笑)、特に苦労をしないのだが、やはりプリンタは曲者だね。我が家ではインクのセンサーが不調で、新品のインクを入れても「インク交換してください」と印刷を受け付けない問題がある。何度かリセットすると認識するのでなんとなく使えているが、インク残量が判らないので、そろそろ買い替えどきなのかなーと思いつつ、騙し騙し使っている。
年賀状の件、みんな思うところがあると思うけど、完全にゼロとする気にはなれないんだよね〜
とりあえず今年もよろしく!