異世界モノのアニメがアツいという話題に関連して、一つ自分なりの掘り下げをしたいと思う。
私の視聴する映像コンテンツ。物語系のコンテンツに限って言うと、その傾向として、ドラマとか映画より圧倒的にアニメ作品が多い。
その要因として、一話の時間が30分ということが最も大きいのではないかと思う。
一般的なドラマは一話が約1時間。映画に至っては2時間。そんな中、アニメは俺らが子供の時代から30分の原則が続いている(昔は30分のドラマとかもあったような気がする)
これは視聴する側の集中力の継続時間の要素も絡むし、作る側の演出・構成力なども絡むと思うが、その最適解が今のところ30分なのではないかと思う。
スマホの登場による「隙間時間」という概念が市民権を得たのも大きい。より、短い時間で楽しめるコンテンツがウケる。そういう時代なのではなかろうか。
そして何より30分という限られた時間で観るものをひきつける映像コンテンツとして、アニメの右に出る映像コンテンツはないのではないか。
30分で楽しめるコンテンツ。この求心力を持つものに引き寄せられる。
そう考えると、アニメを多く観ている最近の自分に腑に落ちるんだよね。