自転車ネタが続いて恐縮だが書き留めておこうと思う
前のレスにも書いたが、自転車社会って結構無法地帯。
信号無視、車道の逆走、ノールックの車道横断、歩行者優先無視、スマホを片手に“ナガラ運転”などなど。例を挙げればキリがない。
この辺は私が自動車のドライバー目線で想像していた以上の実情だと思う。
そういう状況だからこそ、交通ルールを守り、譲り合い思いやり運転を実践している“黄金の精神”を持つ自転車乗りには敬意を表すし、そこを目指してナニワのサイクル野郎も日々精進しているところだ。
そして、そういう“黄金の精神”は、当然ながら車のドライバー、バイク乗り、そして歩行者にも同じように存在する。
そんな“黄金の精神“に触れた時、その感激と感謝の思いを相手に伝えるにはどうしたら良いか。今回は交通コミュニケーションのお題。
車の場合、一般的には“サンキューハザード”がある。(サンキューハザードを出したらどんな割り込みも許されると思っている輩は論外だが)
この手の“ありがとう”という相手の運転に敬意と感謝を表すジェスチャーって、自転車乗りの場合なんだろう。。と思ったのがことの始まり。
今まではペコって頭を下げるのかなって思っていた。これは間違いではない。
でも、これは大変わかりやすいシチュエーションでのこと。例えば、車が停まって道を譲ってくれたりとかね。
ナニワのチャリンコ野郎が思うのは、もう少し“わかりにくいシチュエーション“の時の話だ。
例えば、車と自転車が並走していたとする。自動車の後ろには、多くの車列、道幅は狭く、自転車が走る側道レーンと車道は片側1車線。制限速度は30キロとしようか。
すると、前方左側、自転車の進路上にちょっと見えにくい高さがあまりない障害物が出現した!自転車乗りはどうしようかと思った瞬間、並走していた自動車の方が一瞬判断速くにスピードを落とし、自転車が障害物を避けるため、安全な進路変更ができるようなドライビングをしてくれた時などだ(何?わかりにくい?)
当然、その自動車の後ろには多くの車両が連なり、そうしなければ自転車は停止を余儀なくされ、長い車列が通り過ぎるまでしばらく立ち往生するだろうというし、自転車が無理な走行をして自転車はもちろん自動車にリスクを発生しかねないシチュエーションを見越してのナイス判断&ドライビング、という想定だ。(何?長い?)
譲られたサイクル野郎からすれば「俺ではなければ見逃していたぜ」的な解る人にしか解らない“黄金の精神”が発露したドライバーに遭遇した瞬間だ。
そこでサイクル野郎は考える。この「俺はわかってるぜ!」的な思いをドライバーに伝えたい、と。
ここで頭をペコって下げる?。。。うーんなんだかな〜、て思ってしまうのだよ。
そもそも走行中に頭を下げる行為は、一瞬とはいえ視線を切る行為なので停止中にするのとではリスクが大違い。しかも進路変更を予定しいる状況。その行為が原因で、自転車がもたつき、自動車側にも迷惑をかけることになるやも知れない。
では、とりあえず、進路変更をして自動車の前に出た後で頭を下げる?
これはまず持って車のドライバーから見えにくいと思うし、背中越しに見てもわかりにくいし、なんか「ごめんなさい」って言っているみたいだ。
もう少し、スマートな形でドライバーに伝えたい。
このようなシチュエーションの時、自転車の一番近い親戚、バイクの人たちは片手をあげてサムアップなどをしているようだ(ネットの一部の情報より)
これをチャリンコ野郎がやるのを想像してみる。
・・・なんか偉そう。自転車の分際で。。それは考えすぎかな笑
どうしたものか。。どんなハンドサインが良いのかな、あるのかな。
そんなことを思っている今日この頃だ。
そう、ナニワのサイクル野郎は平和な日々を送れているのだ。神に感謝。
とりあえず「俺はあんたの“黄金の精神“ってヤツを感じたぜ」という思いが伝われば良い。
なので、とりあえず片手を上げる、ところから始めようと思う。
あ、スマート路線なら、サムアップではなく、人差し指と中指の2本を立てた手の甲を見せるってのはどうだろう。カッコつけすぎ?笑
後で手話における意味とか世界のハンドサインに関する慣習も調べておこう。
知らず知らずに使っているジェスチャーがとんでもない意味を持つってことがあるってのは全人類が子供の頃から経験する苦い思い出だ笑
そういう意味では交通社会の自転車村の初心者である私は学ぶべきことが山ほど残っているようだ。
うむ、日々精進。
補足・・・
便利な世の中だ。ハンドサインについて調べたら一瞬でグーグル先生が教えてくれた。
結論から言うと、上記なシチュエーションではサムズアップが正解のようだ。
偉そうに感じるなど言っている場合ではなかった笑
オイラが「カッコつけすぎ?」と言った人差し指と中指をくっつけて手の甲を見せるってのは、英語圏でクロスフィンガーと捉えられたら「幸運を祈る」となるようだが、手の甲を見せられたことで裏ピースサインと捉えられたら(かなりな)侮辱的なジェスチャーになるようだ。クワバラクワバラ
相変わらず発想が豊かだな。手を挙げるサインで「俺は全て判ってる。すべてを理解した上で“サンキューハザード”のハンドサイン」メタファーを感じ取れ・・・素晴らしいWWW
是非、広めたいものだ。殺伐とした世の中で、そういった気遣いや譲り合いの精神こそ「日本国」が他国に尊敬される理由だと思う。
いやぁデュアル君は素晴らしい。尊敬すべき親友だ。