いまさらバイク その2

初めての教習で“200㎏の鉄の塊”に衝撃を受け、身も心もヘトヘトになった私。

翌日に2時限連続の教習の予約をしていたことを激しく後悔していたのだが、バイクに乗ってアクセル使って走るみたいな教習内容だったので昨日ほど疲れることはなかった。教習所内の周回道路をグルグル回って、シフトチェンジを行い30km/hまで出して停止する。。楽だし、楽しかった。

でもね、普段の車の運転だったらアクビが出そうな時速30kmも、初めてのバイクとなるとそうはいかないのよw

右手でアクセル回して速度を上げて、シフトアップのタイミングで右手のアクセルを戻し、左手でクラッチを切って、左足のつま先でシフトレバーを上げる。これを同時に行わないとスムーズなシフトチェンジが出来ずもたつく。これを繰り返し、ローから3速まで挙げて30キロまで出す。教習所内の短い直線区間でこれらの作業を初心者がやるのは・・なかなかねw

普通二輪の教習プログラムというのは、基本的に全国共通だ。すでに普通自動車免許を持っている人の場合、「第一段階」と言われる教習時間は9時間(50分×9回)、「第二段階」は8時間、それぞれの段階の最後に教官による“見極め”が行われ、OKが出れば次の段階(第二段階、あるいは卒業検定の受検)に進むことができる。NOならば補習を受けることになる。

もちろん各段階の途中の教習でも、その教習内容が十分にできていない場合は補習、もう一回同じ教習となる。

すると、申し込んだ内容によっては補習のたびに追加費用が発生する。うちスクールの場合、一回3300円。私は「安心プラン」というオプションをつけていたため追加費用は発生しないプランになっていた。ノーマルプランより1万円ほど割高だったが補習はいくつ受けても無料という安心感には代えられなかった。

教習の取り方にもルールがあって、教習生が自分で“予約”を入れていくのだが、第一段階は一日2時間まで、第二段階は一日3時間まで可能なのだが間に1時間以上の休憩を入れるのが必須となっている。

教習の予約の取りやすさはスクールによって違うようだが、私が通ったスクールも決して取りやすくはなかった。下手をすると次の教習まで丸々一週間空いてしまうこともしばしばあった。そうなると、せっかく覚えた感覚が忘れてしまいそうで、焦ったものだ。

私としては、予約さえ取れれば有休を取ることもいとわないつもりだったのだが。。。常にスマホの予約画面をチェックして、キャンセルが発生していないか監視していた。

しかし、別のスクールでは9月に入校しても最初の教習は10月中旬からと言われていたので今回通ったスクールはマシなほうだと思う。

結局、私の場合、卒検を受けるまでに補習は1回ついた。第一段階で出てくる「一本橋」という低速走行技術の教習で、この時は取り憑かれたように失敗した。この時の指導教官の「なぜ?」という表情が忘れられないw
すぐ後で受けた補習では問題なくOKがもらえたのだが・・・不思議だ。

ただ、一本橋に限らず、どの教習でOKが出ても個人的に納得がいかない部分が常にあった。「なぜ、自分ができているか」がうまく解っていないのだ。なので、次もできるか自信が無いし、実際、前回は問題無くできていたことが今日はギクシャクすることも多々あった。

次回はそんな私が行った涙ぐましい努力の部分を書きたいと思うw

つづく

いまさらバイク その1

先週末、バイク教習の卒業検定に合格、晴れて普通二輪免許の取得することとなった。

実技教習が始まって約一ヶ月。

一ヶ月というと短くも思えるが、本人的には結構必死w だったので、まだ一ヶ月しか経っていないのか、と思えるほど濃密な時間だった。

最初の実技教習(一回の実技教習は50分)
初めての教習を受ける3人が一人の教官から指導を受ける。他に、さまざまな段階の教習生が他に6〜8名。3〜4人の教習生を一人の教官が担当するようだ。数十m四方のバイク教習場の中、10人前後の教習生と3人の教官とバイクが動き回るのがバイク教習の世界だ。

最初の教習内容はホンダCB400S Fという教習車を押して移動させたり、倒れた状態から起こすといった練習から始まる。ここで衝撃をガツンと受ける。とにかく重い! 200kg以上の鉄の塊、しかも2輪という不安定な鉄の塊を、周囲の邪魔にならないように、倒さないように動かすのだ。「こんなに重いのか!」と心の中で叫んでしまった。いや、少し口に出していたw

そんな教習生達の戸惑いに構う事なく教官どのは「次」のメニューを指導する。

何せ50分という限られた時間制限の中、一人の教官が3人の教習生を受け持つシステムなので「いちいち立ち止まって一人一人丁寧に教える」ことには一定の限界がある。まずは、やって慣れろ、という感じだ。

バイクの取り回しが一通り終わった20分後にはバイクに跨りエンジンをかけて「半クラッチ」を学ぶ。自動車でMT車を何年か運転していた20年以上前の記憶が蘇る。

半クラから発進。そのままアイドリング状態でノロノロと進む。教習3人組が3台並んで円を描くようにノロノロと回る。最後尾だった私、先行車が急に止まったのでこちらも急ブレーキ!そしてバランスを崩してバイクごと倒れ込む。いわゆる「立ちゴケ」だw 
何せ200kgの鉄の塊。少しでもバランスを崩すと力で支えるなんて無理!無理!無理!

以後、卒検までの一ヶ月間で私は10回くらい立ちゴケをすることになる。そして、その度にバイクを起こすのが上手く速くなる笑

そんなこんなで一限目のバイク教習を受け終わった。時は9月、残暑真っ盛りの時期で汗ぐっしょり、バイクの取り回しという思わぬ重労働にヘトヘトになった。次の教習は明日の日曜日。ドライビングスクール入校したての頃、何も考えずに2時間連続で予約していたのだが、今回の教習を受けて後悔の思いを強くした。二時間連続なんて身体がもつのか、とw

下校の時間、スクールの休憩所でさっきまで一緒に教習を受けた若いにいちゃんを見つけた。お互い目が合ったので「とにかく重かったねぇ笑」と話しかけると、相手も同じ感想を持っていたようでお互いの感想をあれこれと話した。

笑いながら話たのだが、心の中では「少しバイクを甘く見ていた自分」を心底自覚していた。明日以降の教習に向けて気合を入れ直すことになった。

つづく

追伸
一真くんの内定報告/社会人生活スタートの書き込みに、おっさんのどーでもいいバイク話を書き込むのは一瞬躊躇したw でも、ぼちぼち書いていくよ

さぼっていたツケ

恥かきついでのネタをもういっちょう書き込んでおく。

いま、考えを巡らしていることに「引っ越し」がある。
これは早くても来年度の計画であるが、今、我がスマホには 8つのアプリを入れて不動産情報を取得中なのだ。

今のマンション、すごく気に入っているのだけどエレベータ無しの5階建ての5階。
現在はまったく問題ない(自転車を抱えての登り降り以外)が、こちらも定年後を見据えて動こうという算段だ。

賃貸の場合、高齢になると借りにくいと聞く。まぁ、その時はURとか公的な団地に潜り込めばよいとは思うが、できれば早めに動いておいた方がよいと考え、いろいろと物色中なのだ。

今後、家族が増えることなどなく、生活もミニマムにしていくことを考えたら、広い部屋も必要ない。定年を考えれば、あまり通勤アクセスを気にする必要も無い。

そんな感じで、一見こだわりの条件が少なく、物件も探しやすい状況にあるかと思いきや、そんなことはないのだ。

これには先の書き込みで挙げた「老後の生活プラン」が大きくかかわってくる。
独身だから自由度が高い分、考えがまとまらないのだ。

家族持ちだったらいろいろ考える必要も無いだろう。制約条件を優先するしかないのだから。

定年後、大阪に居着く?なら、いっそ安い中古物件を買った方が?
いやいや、いつでも福岡に帰られるように安い賃貸の方が・・それはマンション?団地?
安い物件なら、戸建て賃貸も安い これは知らなかった。もちろん年数が経過しているけどね。でも、セキュリティを考えたらマンション?

などなど。。仕事、住まい、年金などなど、定年後のことを考えると、今は答えがでないことはわかりきっているのにソワソワしてしまう。

いろいろな人生設計をさぼってきたツケが一気にきた感じだw

戸建ての賃貸・・古い物件だけど広さは十分で安いんだよなぁ・・・

抗う? <> 悪あがき?

RAMのレスをみつつ、最近の自分の行動を振り返ることができる

年金のハガキ? 来るねぇ~笑
これ見ると否が応でも老後?将来設計?が頭をよぎるよね~

しかもネットのニュースや検索サイトでも、年金をはじめ、老後の生活不安をあおるニュースや情報ばかり目につくw

あーいやだ、いやだ

おそらく最近の自分の行動は、これらの老後不安を煽る情報社会に対する反発心だと思う。

老後の不安に備えよ! そんな情報が巷にあふれている。

そういう状況に反発してバイク免許なんて”今さら感”満載のアイテムに手を出したのだと自己分析する。これが、自分の現状に対する「抗い」なのか「悪あがき」なのかはわからないw

「成り行き」として、俺の場合は独身で家族持ちじゃないから、バイク免許なんてお気楽なアイテムに手を出したのだと思う。まぁ、車の廃車 からの チャリンコの楽しさ からの という流れはあるが・・・。
もし、子持ちの家族持ちだったら、子育て中の身でこの選択は無い。ありえない。
家族の主として、まずは子供の独立がファーストチョイス。間違いない。

お互いの状況は違うにせよ、それぞれの状況下で”抗い””悪あがき”を続けることになるんでしょうね。不安を煽る情報に翻弄されるより、そっちのほうが面白そうだと思う。

ま、なるようになる、うん。

人生、「成り行き」

仕事と学校現場

昔、老後のお仕事の候補としてICT支援員の話題を出したのを覚えておいでだろうか

学校現場で働く教員たちは専門分野である教育だけで過大な負担を強いられ疲れている。そんな中、情報技術を学校現場に、より広く・深く浸透させるためには情報技術に関するサポート要員が必要だ。ということで、お国が肝入りでICT(情報通信技術)を教育現場に導入するサポート要員を増やそう、と取り組んでいる。

GIGAスクール構想?とかにも位置付けられ鼻息荒く押し進められている感があるが、情報通信のサポート的なお仕事なら普段の職場でもパソコンやネットワークの設定などを任されている人なら誰でもできるのではないか?と思って、老後の仕事の候補としてこちらで話題を出しと思う。

で、最近、専門書籍などを読んで調べたら意外な実態がわかってきた。ICT支援員の待遇は学校や自治体によって様々であり、週5日フルタイムの仕事もあれば年に数回程度のケースもある。また、支援員が所属する会社(ベネッセなど)の勤務時間と学校の勤務時間がずれているのに超勤などの扱いが適用されない、とか。学校によっては高度なネットワークの知識や教育ソフトの知識を求められるとか・・要はまだまだ就業環境としては整備の途中というわけだ。

私が一番気になったことは、「学校現場」が職場ということだ。

何を今更と言われればそれまでだが、この話題を出したときは全く考えていなかった。
学校という空間・・・規律、礼儀正しさ、特に服装・身だしなみ!が重要視されること。
クライアントが先生・学生・・・誤解を恐れず言えば、どちらも社会性という点で未熟な人が多い人種ということ。

こんな仕事現場に老後に飛び込んでいくことが自分に可能なのだろうか。。(いや、転職する予定も転職できる実力も無いのだけどね)

ゆったりのんびりマイペースな老後とは真逆の世界。

ITパスポートとか情報セキュリティマネジメントとかの情報系の入門的な資格をとったからついでにICT支援員の資格でも取ろうかと思って調べてみたら・・・

そこは正真正銘の「学校現場」だった。