この春から通い出した弓道教室。予定していた10回の教室も本日で終わり。しかし、私は腰を痛めたので初めての欠席。残念。とりあえず次クールも通うことにした。
これまでの感想としては、週一回ではなかなか上達しにくいのと、あの座り方(跪座)に慣れるのに時間がかかる感じ。特に弓矢に触れる機会は教室の時だけだから、個人練習で上達するというのも難しい。今回、初心者3人からスタート(全体15人くらい)したが、4回目くらいで1人が脱落。来なくなった。様子を見ていると、どうも習っていることがうまくできないのが気に入らなかったようだ。もう一人は若い兄ちゃん(20代)だけあって上達も早い。
弓道は曲がりなりにも武道。なので、教室はワイワイキャッキャといった声とは無縁だった。講師の先生は、たまに静かなジョークを交えて話すのだが、笑い声はおきず、皆さん“微笑み”まででおさめてはる様子。2時間の教室の半分は技術レベルに関係なく皆一緒に所作の反復練習。私の場合、この基礎的な作法の練習を反復して行うこの教室の姿勢を気に入っている。大人になって始める武道の場合、競技レベルの上達より、こういう姿勢とか心構え的な部分を丁寧に教えてくれる方がありがたいと思う。
上達の遅い私は10回ではまだまだだ。次のクール、新しく入ってくる人とともに基礎練習に励むことになる。ただ、夏の道場は暑く、蚊がすごいと聞く。心が折れなければよいが。。。