勇気を貰えるエピソード

とあるトレーニング雑誌のインタビュー記事を何気に読んでいるとこんなエピソードが紹介されていた。

「トレーナーの中野ジェームズ修一氏の祖母は103歳。98歳の時に病気になってしばらく伏せっていたのだが、そこからトレーニングを開始。今ではトレーニングで筋肉が付き、100歳を過ぎて片ひざ屈伸が20回ずつできている。」

この記事を読んでビックリするとともに、勇気をもらった。100歳過ぎて片ひざ屈伸って!!

この記事はこう結んでいる。「98歳からでも筋肉はつく。50代、60代なんてこれからです。」

普段から私は、根拠のない意見、因果関係を示していない話、ホントかどうかもわからない話など自分ではかなり厳しくフィルタリングしている。特にネット情報やスピリチュアル系の話に多いが、人を何の根拠もない理屈で妄信させようとする詐欺まがいの情報が氾濫している。
まったく油断できない。

しかし、こういった「100歳を超えて片ひざ屈伸ができる人がいる」シンプルな事実は、素直に勇気をもらえる。その事実が存在するというだけで十分価値がある情報だ。

もちろん、事実ではないウソというケースもある。それはそれで見極めは必要だ。

でも、「信じればできる」とか、「○○すれば成功する」とか、情報商材のセールストークのような装飾まみれの情報より、「こういう事実がある。この事実にどのような感想を持つかはあなたの自由」といったスタンスのエピソードは素直に好感がもてる。

そして、繰り返しになるが「100歳を超えても筋力は上達する」という事実。万人にあてはまることはない事実かも知れないが、確かに勇気をもらえたエピソードだ。

東スポ

東スポ。東京スポーツ新聞社。大阪では大阪スポーツ。「大スポ」として販売されている。

ご存じのように駅売りのスポーツ新聞。ネタ記事を一面トップに掲げる紙面づくりは他社と一線を画す。

今では東スポの記事と言えば「ウソ」「ジョーク」と捉えられるのが社会常識といえるが、私が若かったころはその存在も知らず、ましてや売られている新聞に「ウソ」が一面トップに乗ることなんて知る由もなかった。
そのころのお話。

大阪の中心地・梅田の駅で見つけたその新聞に目が釘付けとなり、おそらく人生初めてスポーツ新聞を購入した。お金を渡して、すぐに大スポの一面記事を食い入るように読んだ。その時の新聞記事(東スポ版)がネットオークションに出ていた。

若かりし頃の私が大都会・大阪の駅で食い入るように読んだ記事

今となっては微笑ましい話に思えるのだが、当時はその記事のことを友人に話し、そして笑われて恥ずかしい思いをした。その後、福岡にも同じ系統の九州スポーツ、「九スポ」というのがあることを知った。

大スポ(東スポ)について、職場のインテリ上司が毎日購読していると聞いて、質問してみた。その上司は月に2~3万円も本に費やす読書家であり、新聞も四大紙に毎日目を通すほどのインテリなのに、なぜ大スポを買って読んでいるのかと。

いわく「この新聞は他の新聞では絶対書けない記事がある。それこそ本当の事からウソのことまで」
「はぁ。。そうですか」と、よくわからない顔をすると、その上司はゲラゲラ笑い飛ばしていた。このシーンも鮮明に記憶に残っている。

自分の理解できないものを理解している人がいる というが気になって仕方がなかったのだろう。

その当時の上司より年上になった今の自分だが、この懐かしい新聞記事を見ながら当時のことを思い出し、未だに上司の境地には達せないなぁと思うのでした。

習い事

思い返してみたら40歳を過ぎたころから、習い事をしてきた気がする。

ゴスペル教室、ランニング教室、そして弓道教室。

恐らくそれぐらいの頃から、残業はダメ、休日出勤なんてもってのほか的な雰囲気が出ていて、早い話が仕事に取られていた時間が少なくなったからだと思う。

ランニング以外は、継続的な趣味になることはなく、一つの体験止まりではあるが、ゴスペルも弓道もやってよかったと思う。

で、在宅ワークが猛威を振るう今、新たな習い事を考えている。

それはペン字。

漢字の書き取りとか、小論文の勉強とかするたびに思うのよ。もう少し、手書きが上手ならねぇと。。。

パソコン作業の上達のためにタイピングソフトで練習することと同じように、手書きにおいてもしっかり基礎とスキルを磨きたいと思ったのだ。

と、ここまでは建前。
自己分析すると、間もなく迫った技術士の試験に玉砕しそうなので、現実逃避している心理状態だと思う(笑)

試験勉強しようと思って机に着くが、気がそれて掃除とかに熱を入れる。勉強に手が付かない。

これと同じパターンだな(笑)。

世が世ならば

ramのお袋さんのアルバムの話。数千冊とはすごい。
頭を悩ませている姿が目に浮かぶ。

もう一つ、頭に浮かんだのは、ramのお袋さんが今の世に生まれていたなら、SNSの女王みたいな活動をしていたのではないか、ということ。

おそらくはインスタグラムあたりを駆使し、日本中どころか世界中の”映える画像”をネット世界に発信していたであろうと思う。

元来、女性というのは写真が好きというか、記念に何かを残す行為が好きな人が多いからね。それにしてもアルバム数千冊は凄いけど。

ram家の血筋として、普通の人と比べて、こだわりの桁が違うというところ。そういうところはあると思う。
うん(笑)

で、その残されたアルバム、どうしたらよいか?

わかりません。

コンビニ商品棚の変化

先日、近くのコンビニに行ってビックリした。食料品の冷蔵棚あたりに今までなかった商品、いわゆるストロング系チューハイの缶がずらりと並んでいたのだ。

緊急事態宣言の時、ニュースなどで野外で飲む連中のことが話題に上がったが、そういう客を見越しての販売戦略であろうことは想像に難しくない。

事実、夜や朝のジョギングの時にこのコンビニの前を通るが、夜はもちろん早朝の5時とか6時にもコンビニ前で何かしら飲みながらたむろしている数人のグループをみかける。

しかし、と思う。こんなにあからさまに危ないアルコール商品を販売してよいのだろうかと。

アルコールに関する危険性は従来から言われているが、特に昨今の安価なストロング系チューハイに対して危惧する意見は多い。例えばこんな感じ。

コロナに感染せぬようにと、国民の行動範囲を規制する一方、アルコールに対しては野放しという感じがするのは気のせいかな。いや、何にせよ、コンビニ前で缶チューハイ飲みながら集まっているのはイイ大人のやることではないよね。