今日は大阪都構想の住民投票日。
全国ニュースになっているようだからramも聞いたことはあると思う。現行の大阪市を四つの特別区に再編する。東京の都と区のような関係にしようというもの。
この政策の是非は置いとくとして、私の目に映る印象的な風景を描いておきます。
とにかく反対派のビラ配りがすごい数。朝の通勤時間帯、夕方の帰宅時間帯、駅という駅の周辺に大挙して現れ、駅周辺の道という道に4~5人配置している。しかもみんなじいちゃん、ばあちゃん。ま、平日にこんな活動ができるのは彼らしかいないから当たり前といえば当たり前だが。
さらに昨日乗ったバスにいたおじいちゃんは自分が背負っているリュックに張り紙をして「都構想に反対を」と訴えている。
これに比べると賛成派の方は地味な印象。ただ、変わったパターンでは自転車に乗ったおばちゃんが「都構想に賛成してください~」って叫びながら目の前を通っていったことがあった。一人で、プラカードやのぼりなど何も持たずに。
youtubeをみていても反対派、賛成派の㎝が流れていた。
社会人になっていろいろな選挙を経験してきたが、ここまでの状況はあまり記憶にない。前回の大阪府・大阪市の入れ替え選挙もかなり注目されたが、ここまではなかったように思う。
さて、今日の投票結果はどうなるか。
ちなみに私は期日前投票で投票済みだ。
追伸
昨日はハロウィンでフルムーン。46年ぶりらしい。次は38年後とのこと。
広い方のベランダで月見酒としゃれこんだが、改めて月光の強さに感動した。月光でベランダの手すりの影ができている。
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大阪都構想といえば、橋下徹氏を外せない訳だが、つまるところ現行の大阪市を四つの特別区に再編するだけで各自治区が独立した結果、国税の還付額が安く済み、予算が跳ね上がるので、大阪政治家にとって「うまー」な話だと解釈している。東京だけ都や市で旨い汁をすすれるのも気に入らないのだろう。だって橋下徹氏が言ってたよ「政治家は旨い汁を吸わなきゃ動かない」てさ。言ってなかったっけ?(笑)。
一方世論は「あたしたちの目の黒いうちは勝手なことをさせたくない。そんなのあたしたちが死んだあとにやってくれ」という次世代お任せの先送り主義者がワーキャーと騒ぎ立てるのもわかり切ったことで、「現状維持に発展は望めない。」と訴える賛成派と激突するのもあたりまえ。報道は特にニュースを探さなくても、それを報道するだけでお祭り騒ぎに見え視聴率が上がることが明白なのでガンガンと報道する。「コロナで何人観戦した。」と報道するか、「大阪都構想どう思いますか」と投げかけりゃ視聴率が稼げるんだもんね。今やテレビ業界はそんなゲセマ報道でしか生き残れないのかもしれないね。
昔交通標語で「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」という名語があったけど、狭い日本にそんなに政治家増やしてどうするの?と問いただしたい。
それでなくとも日本の政治家は世界一優遇され給料が良いというのにね。やれやれだ。