同じ長時間労働でも・・・

週110時間労働、平日5日は9時出社で深夜2時まで仕事、土日は12時間ずつ働く。

これはサイバーエージェントの社長・藤田晋氏の自叙伝「渋谷ではたらく社長の告白」に出てくる創業時のエピソード。彼はこのような働き方を創業時の仲間と誓い合い、会社をスタートさせていた。

彼曰く、長時間働くことを決めていると、今ある仕事だけでは時間が余ってしまい、余った時間で新しい仕事やスキルアップなどをすることになり、結果として成長するスピードが格段に増していくという。これは彼が最初に就職した会社の新人時代から決めていた働き方だという。

読んでいて、自分自身も若いころはハードワークを経験したが、自分よりも若い世代の、自分よりも全然仕事人間的な人のエピソードを知って、刺激を受けた。ま、今からどうこうというわけではないけどね。

冒頭の働き方の残業時間を概算すると週69時間。月に約276時間。ちょっと前にお役人の300時間以上の残業時間に関する書き込みをしたけど、その時の悲壮感とは違う、創業者のエネルギーを感じるエピソードでした。

“同じ長時間労働でも・・・” への2件の返信

  1. 恐ろしい!俺はこのコロナで心がすっかり冷え切り、いかに効率よくサボるか。この一点に集中している。俺はこういったコメントを仕事中に書いていることが全てを表している。大抵の出来事は若者の数倍のスピードで終えることができるし、場合によっては数人がかりで行うプロジェクト案件ですら、俺一人で終えてしまうこともしばしば。もうこの歳になると、抜くところは抜き、締めるところは締める緩急のいれ具合も手慣れたもんだ。余った時間はNETFLIXに費やすWWW
    働き尽くしの人生だが、会社員として雇われ、会社の為に尽くす時間ほど無駄な時間はないと感じる今日この頃なんだよなぁ〜。デュアル氏。それは会社の仕事?自分の仕事?そこんとこどう思う?

  2. 会社の仕事か、自分の仕事か、かぁ。私もわからんね。スティーブ・ジョブズ氏の言うように「死ぬことが分かったときに今の仕事をやるか?」と極端な自問を投げかけられて、イエスと答える人はごく少数だと思う。
    でも、ノーと答えた人たちの仕事を「やるべきではない仕事」と断じる思想は軽薄だと思う。
    話が嚙み合ってないかもだけど、会社の仕事か、自分の仕事か、この問いについても主観によるところが多い気がする。
    他人から見て「会社の仕事」と思えることを一生懸命「自分の仕事」と思って取り組んでいる。これが正しいかどうかは別として、こういう人は自然と評価され、その会社でも「自分の居場所」を築けるのではないかな。
    今も思った一生懸命ではなく、一所懸命という表現もあるね。その場にとどまり懸命に生きる。仕事は生きる上で他者とのつながりであり、社会とのつながりでもあるわけで、そういう意味では、その仕事が会社のものか、自分のものか、という分類は大きなウエイトは持たないのかもしれない。

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