服をポチると後悔してしまうのはなぜだろう。
昨日、年度末の書類仕事が一段落し、家でコーヒーを飲みながら「週末はどこかのサクラでも見にいこうかなぁ。。」とぼんやりブラウジングしていると、広告バナーに表示された服の広告に目がひかれた。
スプリングコート。モッズコートでスプリングコート。。。
ここから脳内会議が延々と続く。
「あ、好みのアイテムだ。買おうかな。」
「いやいや、春物なんて出番はあっと言う間に終わるぞ。ましてやスプリングコートなんて。昨日も日中20℃だったぞ。」
「でも、朝晩はまだひんやりするし、山の中のサクラを観る時には必要なんじゃない?」
「おいおい、それだけのために買うつもりか?必死だな(笑)」
「ん~、そうかな。やめとこうかな。」
「やめとけやめとけ、そんな無駄遣い。みなかったことにしておけ。」
(入浴タイム)
「でもなぁ、秋にも着れそうだしなぁ。」
「また、その話か。無駄な出費は押さえないと後悔するぞ。」
(パソコンの前)
「こういうの持ってないし、一着くらいあってもいいよなぁ」
「やめとけって。だいたい、この服のモデルは20代だろ?50代のお前が買ってどうする?似合わねぇって」
「そうだよなぁ。やっぱやめとこうかなぁ」
「そうそう。分相応ってな。ユニクロで十分だろ」
「でも、ユニクロには売ってなさそうだしなぁ」
「買うんかい?世の中不景気だっていうのに、そんな無駄遣いして許されると思、あっ!!」(ポチっ)
結局、服をポチって後悔するのは偶然出会った服に対して、買いたい理由を主張する自分と無駄遣いを説教する自分が発生、ポチった後は服を見つけたときの興奮が覚めるからだろうね。
一夜明けた今朝、私は後悔している。
ぜったいこれ着てサクラを観に行くぞっと心に誓うのであった。
爆笑!
とくに「あっ」がイイWWWW
デュアルがデュアルに自己問答する様子は、さながらパイレーツオブカリビアンでジャック・スパロウがジャック・スパロウと自己問答する様子だったのだろう。その瞬間は確かに複数のデュアルが存在するWWWW。
服って大事よ。時代を逆行した服をこよなく愛する俺が服を語るのは抵抗があるが、こと「年相応の格好」となると異論を唱えたくなるもんだろ同胞よWWW。波平父さんのように家では和服の良さも理解できるが、波平父さん和服を着る大人にはなれなかった。かといってバカボンのパパのように、すててこ腹巻に、洗ってなさげな手ぬぐい・・・こういう大人にもなれなかった。
演歌も理解するが、まだ洋楽の方が好きだし、最近のJPOPは理解できなくても最近の歌謡曲を口ずさむことはできる。
流石に肌を露出するタンクトップは好んで着ない歳だけれど、オシャレの感性は20代の頃からそう変わってない。
俺たちは「そんな大人」なんだと思う。
アリキンは波平ファッションかも知れないし、同級生の大半はゴルフウェアが似合うのだろうが、年相応の顔をしてる同級生とはとてつもなく「歳の差」を感じたり、感じなかったりする。ゆきちゃんは老眼が進行し、レストランのメニューが読めなかったり、水崎は若者のオタク文化がまるで判らないかったり。そんな中、俺たちはネトゲー創世記にガンダムオンラインでデュアルと「詩人の血」チームを結成し、ネットの住人とオフ会まで開催した。我々は、かなーり世代を超えたニュートラルな世代に生きる「オッサン」だ。当然、服は買うべき!還暦を迎えてもチャンチャンコとか着るなよ・・・あ、俺は自爆かもWWW