なんのこっちゃ判る?ハトメとカシメWWW。
カメラのストラップを止めていた留め金が壊れたことから実に二週間。ようやく解決したこの問題。
洋服屋の息子でもある俺は、この壊れた留め金を「ハトメ」と呼称した。豪姫は「ハトメ」を知らない。
「この両側の留め金の名前だよ」「あっそっか、これ、ハトメって言うんだね。言われてみれば聞いたことあるー」
まぁそんなものだ(笑)。手芸用品なら100均に行けば売ってるだろうと、週末出向いて探しまくった・・・が、無い。
既にハトメ処理がされた別のストラップが売っているのだが、さすが100均だけあってセンスがめちゃ悪い上に粗悪100均クヲリティーWWW。こんなん買うくらいなら、今あるブランドものを修理した方が長持ちするだろうし。見た目も重要なのさ。
さらに次の週末「やっぱ手芸屋いくかー」とユザワヤに出向く。ハトメは大量に売ってた。10mmが欲しかった。あるねーあるある。280円。
かくして二週間かかってようやく解決。まぁ大して重要ではない話なので致し方ないのだけども。んじゃま、取り付けよう。家に帰ってよくよく見ると、あれ?これハトメのボタン???。がーん!開けてびっくり!俺が欲しいのはボタンじゃないんですよーガックリ!。再度ユザワヤに出向く。単にハトメといってもボタンハトメがメインで、ハトメにも両面、片面のハトメってのがあって・・めんどくさ。ん?なんかハトメって真ん中に穴が空いてる。いや穴が空いてないハトメを探してるんだけど・・・ユザワヤにも代替えになる「それらしきもの」が無い!。
家に帰り、流石に万策尽きたので、アマゾンさんを開く。すると重大な問題に気がついた。どうやら俺が探していたのは「ハトメ」ではなく、「カシメ」って言うらしい。
ハトメは輪っかになっているのに対し、カシメは穴のあいていない形状が特徴。 ハトメは穴を補強することに使われ、カシメはものとものをくっつけたりデザインとして取り付けることが多い・・・。
なるほど、そうなんですね。しかも俺が探していたのは、「両面カシメ」という商品で、その様に検索しないと引っかからない。最初の「思い込み」が災いし、目的の商品を見失うところでした!。さぁーようやく目的の商品は分かった。こうなったらアマゾンで購入だ!が、単価が安い(まぁボタン一個を探してるようなもんだし)ため当然ながら1個で売ってるわけもなく、業者でもないのに100個200個単位でしか売ってない。俺業者じゃねーし。そんなに要らないし(笑)。
でも、何かの折に使うこともあるかも知れない。手芸好きだし(笑)。色々吟味した結果、色々なサイズの纏まった奴を購入することにした。1個欲しかったのが・・・またこだわりのコレクションが増えてしまったWWW。
今回の問題は、デュアルのいう「キャッシュレス社会の、さらにもう一つの側面」を表しているのだと思う。Amazonだと、「ハトメ」という言葉しか知らなかった場合でも「曖昧な検索、類似検索」を勝手に「ひょっとしてコレが欲しいんじゃないの?」と「カシメ」も候補に挙げてくる。実に優秀な検索エンジン。さらには「両面カシメ」と限定した名前で検索すると、その中でもよりすぐりの売れている商品をHITしてくれるわけだ。何も考えもなく、うろ覚えの知識で「100均行けばあるだろう」とタガを括った結果、二週間も手間暇かけて、結局アマゾンで目的の品物を買えたのなら、もう最初から買い物なんかAmazonにしてしまった方が効率も良いし、交通費やストレスを考えると何倍も安い買い物だと言うことが改めて判明した。でも被服や日用品は自分の目で見て触って買いたい派。これはもう昭和な感覚なのだろうか(笑)。
まとめ 曖昧な商品知識で買い物に出向き、全然欲しかったものと違う商品を購入するのも一興ではあるが、掘り下げて欲しかった商品の中でも評価の高い一級品を見極めることがでるのも楽天やヤフー、アマゾンなどのネット販売の醍醐味だと思う。もちろん安価で粗悪品をつかまされると凹むけど、返品交換も保証されているので、店舗で購入するよりもダメージは少ない。
確かにデュアルのいう通り、「消費行動のコントロール」は重要だけどね。俺、雑費は一月一万円以内って決めてるから大丈夫!。家族持ちは自由になるお金が少ないんですよ・・・しょんぼりWWW
ハトメとカシメ(笑)
このタイトルはキャッチーやね。思わずググってみたよ。
優秀な検索エンジンが、人のストレス軽減、時間の効率化に多大な貢献をしているというのは激しく同意。この恩恵に慣れてしまった現代人の生活感覚は、昭和時代のそれとは全く異なるものになってしまった。そのことに足をすくわれないよう気をつけたい。
あと、優秀な検索エンジンでモノを探す場合、グーグルレンズの存在をお忘れなく。あの「カメラで映像入力→即検索→映像に映ったものの膨大な情報提示」っていう”見るものすべてのネット情報がその場で手に入る機能”は人類すべてをウォーキングディクショナリにしてしまった(笑)