「ドライブスクールに集う人たち」 ざっくり言うと・・
教習生たちは、やっぱり若い人が多かった。それと女性も目立ってたな。普通二輪はもちろん、大型バイクの教習でも多かった。みんなちっちゃい身体で、あんな大型バイクによくチャレンジするな~、と私は感心していたよ。
教官たちも丁寧な口調の人や粗い口調な人、いろいろいたw。びっくりするほど横柄な人とか鬼軍曹みたいな怖い人とかはいなかった。
そんな人たちの中で私はというと、「一番声を出していた教習生」と自負している笑
最初の教習で面食らって、それ以降は”必死のパッチ”だったから自然と声も出たんだと思う。
待合室に入るときは「ちわーっす!」(誰に向かってということはない)、教官が現れれば「こんにちはー!」。元気にあいさつ!
2回ほど体験したシミュレーション室の講義での話、3名の教習生と一緒に受けるのだが、教官の話に、「ほー」とか「へー」とか、「なるほど」といった具合で合の手を入れるのは私だけみたいな状態。
終わった後に一緒になった教習生に「お疲れ~」とか「今、教習度の段階?」と聞いたりするのも私から話しかけるというパターン。
・・・こうして思い起こしてみると、緊張していたし、テンションが自然と高くなっていたかも知れんw
周囲の反応はというと、ほとんどが挨拶くらい返してくれるけど、やはり若い人はリアクションが薄いパターンが多く、オッサンほど話しが弾むことが多かった。
少し印象的だったことを書くと、「昔ながらの指導員といった感じの荒い(フランクな)口調の教官」と、「強い口調になれていない若者・とくに女性」の組み合わせはちょいとキビシーなぁと思うシーンが何度かあった。
例えば、若くて小柄な女性の教習生に対して、「もっとバイクを倒して!いいからもっと倒して!」と教官が叫んでいる。教習内容は「スラローム」。スラロームは、等間隔に置かれたパイロンの脇を右に左にヒラヒラとすり抜ける教習だ。
ここはすり抜けるのに時間制限があって、時間オーバーは1秒ごとに減点が発生するコースなんだけど、そのためにはバイクを倒しながら右に左に曲がる練習が必要なんだ。
でも、その女性の教習生、明らかに「バイクを傾けること」を怖がっていて、どんなに教官が叫んでも指示通りの「バイクを倒す」ことができない。結果、どうしたらよいかわからないようで、とうとうバイクを停めてしまった。。。
そのうち教官も「日本語わからんか?!」などと煽りを入れる(冗談のつもりだろうけど)。
当然ながら生徒は固まったまま。教習の時間は過ぎていきタイムアップ。おそらく、その教習生には「補習」がついたことだろう。
指導のスタイルは、スクールによっても違うし、同じスクールでも教官によって異なることはわかるが、なんとかもっとうまいことできないものかねぇ~と思った。
教官は常に同じ教官ではないから、「補習」のときの教官がフォローしてくれていればよいのだけど。。
教習時間17時間、私は補習が一ヶついたから18時間という短い間だったけど、教官と教習生という世界にこの年齢で飛び込んだことは貴重な体験だった。
ちょっと引いた目でみたら不思議な感じがする。オッサンの教官とはいえ、俺からしたら全員年下の可能性が高いw
でも、年齢関係なく教官と生徒、年齢に関係なく同じ生徒同士・・といった構図がドライビングスクールにはある。教習中は必死だったけど、まぁ楽しい一時だった。
もう少しつづく。。と思う