まんまのタイトルだが、コロナ禍の特別措置として車通勤をする中、運転マナーで一番気になったことを書きたい。それは「ウインカーを出さずに車線変更をする車」のこと。
車通勤をする前の私と言えば、運転する機会自体が少なく、年間走行距離が2,000キロもいかないようなドライバーだ。なので、他のドライバーの運転マナーについてあまり意識することはなかった。
しかし、毎日高速道路を使って、車通勤を繰り返す中、運転マナーの良し悪しも気になることも多く、その中で最も気なったのが(結構、後続車が近い距離にいるにもかかわらず)「ウインカーを出さずに車線変更をする車」が目につくこと、なのです。
何かカッコ悪いイメージなんだよね。品に欠けるというか。
そりゃ、私も車線が途切れる交差点内なら、近くに後続車両がない場合に、ウインカー出さずにスーッと進路を変えることはよくあるよ。でも、近くに後続車がいるのに、わかっているのに、車線もあるのに(場合によっては黄色車線でも)ウインカーを出さずに車線変更ってどうなの?て思う。
ただ、この私の印象は普段車に乗り慣れていない(日常的に乗っていなかった)ドライバー目線、言うならば教習場で教わったことを真面目に守ろうとする初心者的な目線かも知れん。
ウインカーなしの車線変更で事故ったなんて話は聞いたことはないが、個人的には美しくない運転に思える。
そりゃ気になるねぇ。気になる話だが、実は我が家ではそういう出来事は「承知の上で危険を回避する」術を学んでいる。今回はその話。
豪姫は運転すると性格が豹変するタイプだ。運転すると気が大きくなる人は何度か出会ったことがあるが、豪姫の場合、尋常ではない。例えるなら本田(こち亀)を彷彿させるところがある。大袈裟だと思うなかれ。家族では「クソ秒までのカウントダウン」と言われれており、「今日は30秒だったね。」「今日は15秒だったね」と本人に判らせる為にワザとクソ秒カウントダウンをすることにしている。このクソ秒時間とは、豪姫が運転開始から周囲にツッコミを入れる迄の時間だ(笑)。ここに、デュアルのいう「ウインカーを出さずに車線変更をする車」が該当する。
運転中は常にブツブツ文句を言う人にとっては文句の理由なんざ何でも良いのかもしれないが、TOP3には入るネタが、ウインカーネタだろう。
続いて多いのが「(前の車)フラフラ運転すんなクソ!」「(対向車)眩しいだろ!上向きじゃねーのかクソ!」「(歩行者)歩道歩けボケ!」「(バイク信号)前に出てくんなクソ!」・・・とまぁ毎度のことながら、どんなに会話が弾んでいても、運転中は必ずクソタイムがある。こないだ俺もびっくりしたのが、スーパーの警備員に対し窓を開けて怒鳴る事件。「邪魔だどけ!クソが!」
まぁ言いたいことは判る。確かにその警備員は不用意に道路に飛び出し、まるで警察の様に交通整理をしている。警備員はあくまで単なる警備員であって、警官ではないただの一般人だ。もちろん警備員の指示に従って事故に出会っても酌量の余地はない。運転者が自分で前後左右を確認しなかったから事故ったということになる。だって警備員はただの人なんだしWWWだったら警備員も不用意に車を止めたり調子に乗って交通整理はじめずに、ちょっとしたアシストに徹するべきだと思う。歩行者にすみませんねと一声かけたり、運転者にどうもありがとうございます。というだけで大分印象も良くなるってもんだ。そんな車も来てないのに止められて変なタイミングで待たされりゃ怒鳴りたくなるのは判るが、豪姫の父さんくらいの年齢のおじいさん警備員に向かって本当に怒鳴ってどうするよ。聞いてるこっちが不快だわ。
というわけで、我が家には反面教師が居ることもあり、俺が運転してるときは、たとえウインカーを出さずに車線変更する輩がいても、何事もない仏の様な顔で安全を確認し、すり抜ける様にその場を立ち去ることにしている(笑)でも、いわずもがな車を運転するなら最低限の交通ルールは守って欲しいよね。