昨日、人間ドックに行ってきた。会社が合併移転し、初めての場所。・・・怒りをぶちまけたいWWWW最初に断っておく。愚痴だ!
まず、医療センターから「過去の情報は引き継げません」から話は始まる。
は?デジタル情報だろ?いや、クリニック間の繋がりが無いんで、いや保険管理は同じだろ・・・押し問答しても無駄。過去の情報を引き継げないということで、過去十数年の蓄積された経過記録がパー。まるで新入社員と同じく、一から病歴やらなんやらから提出し直しなんよ。どーなの?え?マイナンバーとかで何かしら統合をうたってるのになんやねん健康診断!
まぁ、これは「会社法人と義務化された健康診断という癒着問題」。どーも法人や社団法人ってのは妙なルールを押し付けてくる割に中身が無いよね。クソの様な天下りの温床を作り、態々承認項目を増やしてさ・・・とまぁ財団について文句言っても仕方ないのかも知れない。
一から問診を行い、各種申請を取得。色々差異はあれど、概ね問題無し。
検便、これも問題無し。ん?今回、検尿事前採取ってのもある。初めてだ。今まで過去健康診断会場で検尿をしていたが、あらかじめ朝イチの尿を採取して持ってこいという流れだ。まぁ、クリニック側からみれば、手間も省けるし一席二丁ってとこだろう。
全ての準備が整い、いざ現場へGO。
https://www.shinkokai.jp/search/shinko/
なんか駅前の凄いところにある。表向き評判は良いが、グーグルで口コミをググると散々な生の声が!
これは心して出向く必要がある。
ゴージャスな受付。特に問題なくケアもしっかりしている様子。ロッカールームも清潔すぎるほど清潔で鍵も持ち歩く必要がない電子ロック。うむ凄い。
あとは流れ作業のように進んでいく。スマートな診療で、検尿も無いのもまぁこんなもんかという感じ。
が、まず第一の???にぶち当たる。それは「エコー検査」で起こった。お腹にジェルを塗って、エコーの診断をする作業。なんと30分近く検査されたのだ。
「はい息吸って!止めて。吐いてーはい息吸って!そのままいっぱい吸って。止めて・・・・はい楽にして」普段なら長くとも2、3分で終わる作業を右向いて左向いて上向いてまた左向いて・・・
「あのーなんか問題あります?」質問するが無回答。しばらく続けて「あのー肝臓フォアグラですか?」とフレンドリーな感じで聞いてみる。
すると「脂肪肝は脂肪肝ですね・・・」という返事。
あまりに長い間作業しているので、「あのー肝硬変の疑いとかあるんですかね?」と聞いてみると「ここでは判断できません」とそっけない返事。
同じことを何度も何度も繰り返すから単に機械の調子が悪い雰囲気にも見える。
およそ30分で開放されたが、30分もの間、息吸って吐いてを大量に繰り返し、頭もぼーっとするくらいの軽度の過呼吸だよこりゃ。
その直後、身体測定で身長体重やら測り、続いて血圧。「測定できません」とデジタルアラート。2度、3度、「測定できません」とアラート。
後ろを見ると何人ものスタッフがコソコソと話をしている。
「すみません、ラムさん。機械で計測できない様子ですので、こちらへお越し願えますか。」
採血ブースへ戻り、おそらく採血をする人が医療従事者なのだろう。マニュアル操作で血圧を測る。
「今朝、糖尿のお薬飲まれているとのことですが、異常に血糖値が高いので判定に弾かれた様子ですね。」
「いやそりゃそうだろ。30分近く吸って吐いて・・・」ことの経緯を説明し、相手もようやく事態が飲み込めたらしく、「申し訳ありません。それでは血圧検査はしばらく経過してから再度検査させていただきますので、ソファーでお待ちください。」となった。
ソファーで待つこと10分、20分、30分経った頃、どうなったのか気になり、近くのスタッフに「あの、血圧検査待ちなんですが、もう30分も待ってるんですけど」と聞いてみる。「確認しますので、お待ちください」
さらに10分経過し、ようやく呼ばれ、血圧を計り直す。血圧測るのってそんな大変な作業だっけ???まぁ通常より高い数値だが今度はエラーもなく測れた。
うーん、流れ作業で忙しいのはわかるが、計測の順番くらい気を使ってくれれば、、いや、それ以前にエコー検査長すぎだろ・・・つーかニヤニヤしてんじゃねーよ。マスク越しでもわかるつーの。
心の声は不信感に変わり始めるころ、人間ドックの山場である「レントゲン検診」。炭酸飲んでバリウム飲んでって奴。これね、長時間放射線被爆するし、むしろガンになる確率を上げていると思うのよ。医者は誰も受けないってほど古いシステムらしい。どう考えたって胃がん早期発見なら胃カメラでしょ、石灰もどき飲んで、排せつできずに死んじゃったなんて昭和じゃないんだからと思いながらも、、実は私、こういうときは多数意見に逆らわないモブなんです(笑。
炭酸飲んでバリューム飲んで。ここまではまぁ普通の流れだと思うが、ここからが異常だ。初めての出来事だ。
高価な機械で手すりとか持って、レントゲンを撮る前、今までなら機械が上下に動いて、バリウムを拡散させる作業があるはずだが、台に乗ると寝台の用に横向きになり、一言。
「ハイ、右回りに2回回ってくださーい!」
「え、ここ(検査台)で自分がくるくる回るんですか」
「そうですよ。右回りに2回です。」
「はい、次は左回りに4回回ってください。」
「4回です。3回ではありません。ゲップはしないでください。」
「はい次は右に3回回ってください。はいまた左に2回回ってください。はい2回です!」
なんと!放射線の機械の上で横になり、何度も何度も自力で回転させられる。
なんのクッションもない硬い合板の上で、照明を当てられ、まるでモルモットの様に右に左にクルクルと自力で回る。ゴツゴツして痛い上、狭い板の上で・・・打ち上げられた魚じゃないんだから!
屈辱だ!
流石に、「あのーこんな狭いとこでクルクル回すのってどうなんですか?」と言ってしまったが、その瞬間
「チッ」
という舌打ちがモニターから漏れてくるのを聞き逃さなかったモブの私。
その後、機械が回り出し、クルクル自分で回る必要が無くなった。もう終盤も終盤!。
こりゃもう意味不明の経費節減だったのだろうか?なんか舐められてないか?
最後、機械のボールで胃をぐりぐりされ検査が終了し、下剤をくれる女性も異様に冷たい。「ちゃんとマスクつけてください」「いや薬のむんでしょ?」「・・・薬飲んでください、飲みましたらマスク着用お願いします!。」・・・べつに正論なんだろうけど、言い方ってあるじゃん。ムカつくね。
もうね、評判通り。こんな意味のない検査に毎年10万以上ぼられているのかと思うと、医療法人とか流れ作業のようにお金が舞い込んでくるのが当たり前の世界なんだろうなーとちょっと考えさせられる出来事でござんした。