朝の5時。朝日が周囲を照らし始めた頃、ジョギング中の私の視界に飛び込んできた開店している店舗があった。
リンクした記事の写真にあるとおり、まさにこんな感じでポツンと出現した。ジョギングの足を止めることはしなかったが、当然その日の食事候補にロックオンした。
夕方、恐る恐る店内に入る。誰もいない。リンクした記事を調べる前だったので「雪松」という店名も知らなかった私は、何かしらのドッキリの可能性を頭に残しつつ、用心深く店内を観察。
とりあえず金1200円(餃子+たれ)を、わかりやすい動作で賽銭箱に入れる(ちゃんとお金入れましたよ)。
その後、おもむろに冷凍庫から餃子1パックを、これまたわかりやすく取る(ちゃんと1パックしかとってませんよ)。そしてタレも。この時、買い物袋を持っていなかったことに気づいたが、店内の隅にレジ袋が無料で提供されていることにほっとした。
そんなこんなで久々の餃子を食べることになった。ただ、調理には失敗。焦げ目をつけることができず、水餃子みたいになった。味は合格点。ちょっとニンニクが強めという印象。
この攻めすぎた感がある無人の直売店。万引きとかのリスクもそうだし、ニュースでよくみるコインランドリーの料金ボックスを破壊して現金を盗む輩の存在も無視できない中、我が街、大阪に開店するとは、その意気や良し!
とりあえず善良な市民である私は歓迎する。レパートリーの少ない私の食生活に一つの選択肢が増えた。