ネーミングのセンス

最近知ったネーミングで感激したこと。

ハンミョウっていう虫。
子供のころ、たぶん夏。道端に止まっているハンミョウを見つけて近づくと、ブーンって数m飛んで止とまる。
追いかけて近づくとまた数m飛んで止まる。なかなか捕まえることができなかった思い出のある虫。

そのハンミョウの別名が「道教え」ということを知って、一人感激した(笑)

確かに、近づく人を前に進めるように、飛んで止まる動作を繰り返す。ハンミョウ自身はただ逃げているだけだろうけど、人からみたら、どこかに導こうとしているようにも見える。

おそらく昔の人はそういう思いでこの虫をみていたのだろう。

人里離れた山道で迷った旅人が、ハンミョウに出会い、追いかけて行った先に人里に降りてこれた。。。なんて偶然はけっこうあったのではないか、と夢想してしまったよ(笑)この別名がいつ、どこで付けられたかは知らないが、自分勝手な妄想で素晴らしいネーミングだと思った。