遺品のその後

遺品といってもちょっとデカい遺品

10年以上放置”…淡路島の「巨大観音像」

成り上がった個人が建てた建造物が遺品となり、引き取った家族も死んでしまったケース。この観音像の近くに我々が管理する設備があるので昔から知ってた。そしてどうなるんだろうとは思っていた。

遺品も引き取り手がないと国の管理物になる。今回のケースではそれを処分するために国の税金が使われるというお話。

これを建てたという人は、この本「資産ゼロで死ね」を読んだらどういう感想を持つのだろうか。

残す資産といっても、今回は不動産のたぐいだから一概に比較はできないけど、死んだ後にも何かを残したい人間の欲求が、その人の思いとは裏腹に後世に物議を醸しだすというのは世の常かもしれない。