昨日、女子世界卓球がちょうどライブ放送していたので、豪姫と興奮しながら見た。
卓球の進化たるや、恐ろしいものがある。
まず、ラケット。
1枚ラバーでペンなんかもう過去の記憶でしかない。
主流はシェークハンドでしかもバックハンドでも打てる両面。さらに、裏面と表面でラバーの厚みや粘着性を変え、軌道を変えやすくしたり・・・。
そして、アナウンスの内容の異様なこと。昨日は福原愛もアナウンス席に座っていたこともあり、もうマニアックな内容でなにがなにやら・・・
「チキータからチキチータでチキータバナナを逆チキータで返してましたね。。。ドヤ顔」
「そーですね。足の角度はしっかり入ってましたので、相手もやばいと思ったんでしょうね。チキータからバックハンドに持ち替えチキチータはアバの曲ですかね。。。えっなにが?」
いまや台上の技術はラリーやカットはもちろん、異様な回転を加えたフリックやチキータを使い分けなければ、スピンボールを捉えることすらままならない。
伊藤美誠選手が圧勝したあと、スロバキアと戦った早田ひな選手の目にも止まらないほど高度な高騰テクニックは、スローモーションでみて、初めて判ることだらけ。
岩ちゃんや、デュアルの時代はペンが凹むほどしっかりラケットを握りしめ、ひたすら壁に向かって素振りしてた時代は今や昔の話。現代は駆け引き重視なシェークハンドが全て。ラケットをコンマ何ミリセコンドの判断で裏面に持ち替えたり、バックハンドと見せかけラケットを逆向きに持ち替え、まるでマジックの様な角度から仕掛けてくる様はもう演舞のようだ。
こりゃもう超スピード戦略ゲームの様相だ。
「おーーーーっぉおーっぉぉうぉ・・・おぁう・・おーーーー」
俺も豪姫もしか言えなかったWWW。
また中国のド派手な演出!。
近未来化した卓球台と周囲の電飾は、例えようがない中国流のギランギランな装飾でいて、どことなく仏教国な色目づかいが渋いのだが、基本LEDと液量モニターのオンパレード!
なんということでしょう。日本の地味な演出なんかもう井の中の蛙だったと認めるしかない。いまやもうこんな時代なんだと痛感したよ。まったくえらいこっちゃ。
51年ぶりの金メダルを目指す大会。7日の準決勝はドイツと対戦する。もう一つの準決勝は世界ランク1位・中国と同7位・台湾が激突する。まったく目が離せない。がんばれ!!!!日本というか、勝手に日の丸背負わされるいたいけなサイボーグ女子ーーーーがんばれーーーWWWW