朝の喫茶店

最近、出勤日は早めに家を出て職場近くの喫茶店でモーニングを食べて過ごすことが密かな楽しみとなっている。

滞在時間は20分~30分程度で別に何か特別なことをしているわけではないのだけど、この喫茶店での一時は重要な”出勤モチベーション”となっている。

モーニングのメニューはいくつかあるが、私の注文は決まっている。トーストにバター、ゆで卵、そしてブレンドコーヒーだ。

今のところ、このオーダーをいちいち伝えているのだが、いいかげん「いつもの」の一言で通じるようになれたらいいなと思っている。

そんな「いつもの」が通じる常連らしい人たちが朝の喫茶店には溢れている。そのほとんどがおじいちゃん、おばあちゃん。一人客も多いが、意外にご夫婦と思われる二人組も多い

そんな常連さんのご夫婦二人の多くは、席について会話をするでも無く、お互いにスポーツ新聞や雑誌をみながら黙々と過ごしている。

朝の喫茶店で”ずずっ”とコーヒーを飲みながら静かに過ごす。

老後の朝の過ごし方としては理想形の一つではないかと思っている。