九州がんセンターにおけるお袋さんの診断が始まった。
初診の日、朝から私が付きそう形で検査の予定をこなしていく。
担当医の問診では、ガンの原発部位を特定するために追加の検査をしたいことが説明された。
それと、骨転移という状態なので「治療ではなく、進行を抑える」ことが目的であることも説明があった。
自分が元気に回復しているお袋さんは、自分がそういう状態のガンであることが今一つ信じられないようだ。
とにかく、今の健康な状態を少しでも長く維持するために、今後の検査と治療を受けましょう という話で納得したようだ。
身体に負荷がかかるような治療はいらない
とはいっても、身体が不自由になっていくのを見過ごすわけにはいかないだろう ということだ。
今後、入院とか医者の説明などのイベントのときなどは、姉貴と交代で福岡に帰って付き添うことになった。GWは姉貴が帰るので私はその次に備えてコチラに留まる予定。
今回の件で認識を改めたことがある。
ちょっと前までガン家系ではないと思っていた。
でも、がんセンターの問診で、最近の母方の親族の病歴を書いていたら
母(私のおばあちゃん)甲状腺がん 90歳
父(私のおじいちゃん)老衰? 82歳
兄(私のおじちゃん) C型肝炎からの肝がん 77歳
姉(私のおばちゃん) 大腸がん 75歳
と、ほとんどガンで死亡していた。今現在、元気なおじちゃん(お袋の弟)も2名いる
私の父親もC型肝炎からの肝がんになって、その後、手術がうまくいったと思ったら 静脈瘤破裂 で亡くなった。
高齢になってのガン ということで遺伝うんぬんではないようだが、自分もガンになる心づもりは必要かなと思うようになった。
かといって、ガン保険とかは不要だと思う気持ちは変わらない。標準治療でできる範囲でよかろう。。
人間、いつか、必ず死ぬし。。。
そんな 死生観が自分の中にできつつある今日この頃である。