働くキカイ

この4月から施行された「改正高年齢者雇用安定法」

この法律に関して職場でも話題になることが増えた。先の「日本一周旅行」の件もそのひとつ。

何歳まで働くか、70歳まで働くのか、定年後どうするのか、などなど。

改めてこの法律をみると、会社側に定年延長に関する努力義務を求めたものである。具体的には以下の通り。

① 70歳までの定年引き上げ
② 定年制の廃止
③ 70歳までの継続雇用制度の導入(特殊関係事業主や他の事業主によるものも)
④ 70歳まで継続的に業務委託契約を締結する制度の導入
⑤ 70歳まで継続的に以下の事業に従事できる制度の導入
a.事業主が自ら実施する社会貢献事業
b.事業主が委託、出資(資金提供)する団体が行う社会貢献事業
(詳しくはこちらの記事を参照)

70まで働く。。といってもあと15年かぁ。。と思うと全然問題ないような気もする。職人の人に多いように、生涯現役的な思想の持ち主なら、そもそも定年なんて発想もないわけで。

ただ、ただ、別の見方をしたとき、ちょっと印象が変わる。

日本の将来という観点。
超高齢化社会、財政問題、年金問題など、を考えれば、国家のなりふり構わない法律にみえる。

「65歳から70歳までの就業機会を確保するため」というが「機会」ではなく「機械」の意もあるのでしょうなぁ(笑)



「抽選あるある」を逆手にとってみる

ここでいう「抽選あるある」っていうのはこんな感じ。
・当選してほしい時は落選し、どうでもいい時に当選する
・狙った懸賞品には当選せず、欲しくもない懸賞品が当選する
・ライブチケットで当選しても2階席だったり、アリーナ席でも見にくい端っこだったり など

つまり、自分の意に反した結果をもたらす「抽選あるある」である。

この宇宙の真理を武器にして挑む相手は「プレステ5」

未だ供給不足が続くPS5。恐らくこの状態は来年まで続くものと思われる。それはそれで問題ないし、今すぐプレイしたいソフトがあるわけでもない。

散発的に実施されるPS5の抽選販売は、そのショップのクレジット機能付きの会員カードを持っているとか、専用アプリをダウンロードが条件だったりとか、何かしらの条件付きが多く、どれもスルーしていた。

そんな中、先週、とあるショップが新たな抽選販売を実施。条件はただ一つ。「商品を最寄りの店頭で受け取ることができること」

チェックしたところ、わが大阪から最も近いのは静岡県。

少しの逡巡の後、申し込みの手続きをした。

さて、結果はどうなるでしょう。
静岡まで車で受け取りに行くとして、おそらく高速代とガソリン代で2万弱の費用がかかる。そして一日つぶれる。

こういうマイナス要素が加わった時に限ってあっさり当選する、ていう「抽選あるある」の作用を狙っているのだが。。

結果は17日だ(笑)

旅行の適正時間

「日本一周とか、やめておいた方がいいですよ」

定年後にやりたいことは何か?と、例の雑談好きの職員が振ってきたのん気な話題に「やりたいことって?」と聞き直すと、「例えば気ままに日本一周旅行とかさぁ~」と、さらに眠たくなるよう返しをしてきたので、思わずツッコんでしまった私。

「なんで?いいと思わない。きれいな景色を見ながら勝手気ままな旅なんて」

いや、一泊二泊ならいいけど、日本一周って何日で一周するの?きれいな景色でも1時間も居たらもういいでしょう。それに、きれいな景色なんて日本中どこにもあるし、っていうか、日本はきれいな景色ばかりだから。

そんなやりとりをした私もふと考える。旅行に適した時間ってどれくらいだろうと。

二年ほど前、石垣島に三泊した時。南の島の早朝ジョギングをイメージした時は、きれいな海と空に囲まれて、どこまでもどこまでも走っていけそうな気がしていた。
しかし、実際はスタートして2時間もすれば景色にはなれ、疲労が爽快感を上回る。さらには、景観上の配慮から道中、自販機がなく、のどが渇いて死ぬ思いをした。

南の島の上り坂 まだ余裕があったころ
やや内陸に入ったコース 人影も自販機もまったくない 延々とこの景色が続くことを想像してほしい
綺麗な夕日 とは思う。 でも、どこでみても夕日はきれいなのだ

綺麗な景色目当ての旅行などそんなもんだ。

その辺の話をとくとくと説明すると、わかったのかわからないのか、その職員は別の話題に切り替えた。

思うに、目的がある旅行は思い立ったが吉日。定年後などと悠長なことはいわずに即実行。そしてすぐに帰ってくる。これがベスト。

ゴジラSP

今期の新作アニメ「ゴジラSP」

深夜放送なので録画して鑑賞しているのだが、Netflixで先行放映してることを今週知った。このアニメ、ご存じ?

怪獣アニメの定番シーンは控えめで、むしろ謎解きの物語という印象。その謎の設定が、今までのゴジラ作品にはない発想で非常に面白い。

それでいて、過去のゴジラ作品のオマージュっぽい印象を受けるので、物語の展開から置いてけぼりにされるようなこともなく、地味ではあるけど楽しめている。

物語は大詰めを迎えつつあるが、未視聴なら是非チェックしてみてくれ。

すごく便利だけど気になったこと

文章術のノウハウをまとめた本を購入。

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

タイトル通り文章術の名著100冊から、そのノウハウを類型化し、共通するノウハウの多さをランキング形式で紹介した本。基礎的なものから独特なノウハウまで整理されている。

書類作成で煮詰まった時や文章を修正するとき、多くの気づきをくれて非常に便利。しかし、気になったことがある。

これって著作権的に問題にならないの?

本書ではランキングしたノウハウを紹介する際に、ところどころ引用した文献の文章を紹介している。もちろん出典も表記して。巻末には「参考にさせていただいた名著100冊」と、多少持ち上げた表現で参考文献リストを表記している。

読者としては、これ一冊あれば文章術のノウハウ本は他には必要ないという思いも出てくるだろう。他の著者からすれば、異を唱える人も出てきそうなのだが、現実に出版にこぎつけたということは、その辺の調整をやった著者や編集スタッフが優秀ということか。

いろんな情報が氾濫する中、体系的にまとめてくれる書籍にはネット検索だけでは得られない知識がある、とまとめておく(笑)

文章術の本を読んでいるくせに、このまとまりのなさよ(笑)