間抜けの集団

うちの会社、小さいなりにリモートワークが可能なシステムを導入している。

いわゆるクラウドシステムで稟議書や届け出の手続きを処理し、Teamsによる社内SNS、コミュニケーションシステムだ。

Slackのような最前線ツールではないが、基本的にはこれで足りるだろうと思う。

が、わが社の連中は甘くない。

クラウドシステムに稟議を上げても”平気で気づかない”。つまり、スルー

ほんと、モニタの前で何をしているのだろうと思う

なので、本日の私、至急の稟議、これは会社にとっても最重要案件だ。みんな注目しているし、先週末も今日の午前も進捗状況のアナウンスをしたところだ。

そんな案件の稟議をクラウドシステムにアップするとき、同時に関係者にメールで通知を送ったのだ。これならクラウドシステムのアイコンの変化とともに、メール着信のポップアップで気づくだろうと。。。

ところが、だ。

とある先輩から、電話がかかってきた。

「メール見た。でも、俺のところに稟議の処理が上がってきていない。ステータスはどうなっている。」

私、「(私の一個上の)上司のところで”処理中”となっています」

先輩「気づいていない可能性がある。この案件は早く決裁したほうがいい。上司に電話しろ」

・・・・私の心の声、(明日は休日、その後の2~3日の猶予はある状態で稟議している)

表の声「え?クラウドシステムにアップして、メールもして、さらに電話までする必要があるんですか(爆笑)」

先輩「言いたいことはわかるが、あの上司は気づいていない可能性がある(在宅勤務)。おれが電話しようか?」

私「いえいえ、私から連絡します」

・・・・・・どう思う?

「間抜けの集団」(私も含む)

不謹慎ながら、そういう言葉が頭をよぎったよ(笑)

「自分だけが頑張っている感」を出さないように、とは思ってるんだけど・・・”間抜けの集団”という言葉が思い浮かんでしまった。それくらい滑稽に思えた。

やれやれだ。

ツーブロック

散髪した。

ツーブロックにしてしまった。

側頭部にバリカンいれられるとき、ひびった。

ほんの軽い気持ちだった。理容師さんに「髪、伸びましたね。いつもの長さに切りますか?」と聞かれ、「そうですね。いや、今回は長めでスッキリって感じにしようかな…」

「ツーブロックにしましようか?」

このとき、ツーブロックの明確なイメージがわかなかった俺は「したことないから、どうしようかな~」と、言葉を濁したのだが

俺の顧客カードを眺めていた理容師さんが「したことありますよ。5年前ですが」と言うもんだから、「あ、そうですか。じゃしてみようかな」となったわけだ。

で、いきなりバリカンが出てきて、「え?マジ?バリカンなんて聞いてないけど、、ホントに5年前にやってるの?記憶ないけど?」(以上、心の声)

みるみるハゲていく側頭部

終わった。明日は福岡に帰るのに。人に会うのに。なんてことを思いながら、カットが終わるまで理容師との談笑に応じたのだった。

結果、確かにスッキリにはなった。

しかし、髪が細く、毛量も少ない俺のツーブロックは見え方によってはカツラをしているようにも見える。

新年度のスタートも近い。ヅラ疑惑が蔓延しないことを祈るのみだ